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PCエンジンminiの追加ソフト8本を含む最新情報を紹介!PCエンジンシリーズの歴史も振り返る

2019年8月18日

2020年3月19日、伝説のゲーム機「PCエンジン」が「PCエンジンmini」として復刻されました。

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コナミデジタルエンタテインメント
うおー、おっさん歓喜!

 

2016年発売の「クラシックミニ ファミリーコンピュータ」を皮切りに、ここ数年でレトロハードの復刻が続いていますが、今回のPCエンジンminiによって、90年代初期のいわゆる第4世代ハード群が全て揃うことに。

この記事では「PCエンジンmini」について、収録タイトルや発売価格、本体仕様などの情報とともに、オリジナルのPCエンジンシリーズについても紹介してみたいと思います。

購入をご検討の方はもちろん、買うかどうかわからないけどPCエンジン懐かしいよね、という方にもご一読いただければ幸いです。

 

PCエンジンminiとは

PCエンジンmini」は「PCエンジン」をミニサイズ化した復刻版ゲームハードです。

≫ PCエンジン mini 公式サイト

レトロゲームハードをミニサイズ化して復刻する流れは、2016年に発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のヒット以来続いています。

PCエンジンminiは今回、第4世代ハードの最後の機種として満を持して復刻リリースされるかたちになります。

かつてのゲーム世代でもう一度ゲームをやってみたい人には復刻系ミニハードがオススメです

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ちなみに第4世代ハードというのはスーファミやメガドライブの辺りの世代ですね!

PCエンジンminiは他のミニハードと同様にゲームカートリッジを使用せず、あらかじめ本体に内蔵されたタイトルの中から選んでプレイする仕様になっています。

収録タイトル数は国内発売モデルで58タイトルと、かなりの本数が内蔵されています。

なお発売はコナミで、Amazonのみでの販売です。

またヨーロッパとアメリカでもリリースされ、それぞれルックスを海外版にあわせた「TurboGrafx-16 mini」(ターボグラフィックス-16)、「PC Engine CoreGrafx mini」(PCエンジン コアグラフィックス mini)として販売されています。

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PCエンジンminiの仕様

国内版のPCエンジンminiの仕様は下記のとおり。

PCエンジンminiの商品情報

  • 商品名:PCエンジンmini
  • 価格:10,500円(税抜)
  • 発売日:2020年3月19日

 

PCエンジンminiの製品仕様

項目名内容
イメージPCエンジンmini
メーカー型式HTG-008
本体サイズ120mm×115mm×35mm
出力端子HDMI端子
使用電源micro-B給電
映像出力720p、480p
音声出力HDMI端子からのリニアPCM2CH出力
付属物・専用コントローラー ×1個 ※連射機能なし
・USBケーブル(電源供給用)×1本
・HDMIケーブル×1本
・取り扱い説明書
プレイ人数1~5人
※同時プレイには人数分のコントローラーを別途要する必要があります。
※3~5人で同時プレイする場合は「マルチタップ for PCエンジン mini」が別途必要です。

オリジナルのPCエンジンは本体がかなりコンパクトでしたが、ミニ化されたことでさらにひとまわり小さくなっています。

コントローラーは本体にひとつしか付属してないので、複数人でのプレイを想定している方は必要に応じて追加で購入しましょう。

ちなみに今回の復刻での改善点として注目したいのが、前面のコントローラーの端子です。

オリジナルでは接続端子は1つしかなかったのですが、miniではあらかじめ2個用意されています

オリジナル機では2人プレイをしようとするとその時点でマルチタップが必要だったので、大きな配慮ですね。

コアなファンからは、2人プレイに高価なマルチタップが必要になってこそPCエンジン!との声もあるようですが…。

 

※一応周辺機器としてホリから発売予定です。

 

PCエンジンminiに搭載されている機能

また以下の機能が実装されることで、よりゲームが遊びやすくなっています。

いつでもカンタンセーブ機能

プレイ中にどこでもマルッとその状態でセーブできるという便利機能です。

いつでもセーブ機能があるとタイミングを気にすることなく中断できるため安心です。

昔のゲームは今の基準でいくと難易度がかなりハードだったりしますし、クリアするにもそこそこの時間が必要だったりします。

隙間時間を使ったプレイなど、今の時代の時間の使い方にあわせてプレイするためにも必須の機能ですね。

 

ディスプレイモードがブラウン管モードに対応

接続はHDMIなので高画質、高音質でプレイすることが可能ですが、当時のドット絵をいまの液晶テレビで見るとかなりギラッとしててキツいんですよね。

当時はブラウン管のにじみがあったので目への負担も比較的軽かったのですが、現代の液晶技術は高精細過ぎて、レトロゲー基準ではやや目への負担が大きかったりします。

ドットがくっきりしてしまうことで、グラフィック的にも当時とは少し異なる見た目になってしまうのも難点です。

そのあたりの問題を解決すべく、PCエンジンminiではブラウン管モードが実装されています。

ブラウン管のにじみをグラフィック処理で再現することで、当時の雰囲気そのままにプレイを楽しむことができます。

 

マルチタップで最大5人の同時プレイが可能

マルチタップによる同時プレイも再現されています。

今回の復刻でとりわけ特徴的なのが、コントローラー端子が2つ用意されていることです。

2人プレイまでは本体の端子に差し込むことでプレイ可能なため、マルチタップが必要になるのは、3人以上のプレイからです。

4人でボンバーマンをプレイしたい場合は当然必要になってきますので、買いそろえておきましょう。

 

オリジナルのPCエンジンについて

ここでオリジナルハードとしてのPCエンジンについて振り返ってみたいと思います。

オリジナルのPCエンジンの発売日は1987年10月30日で、当時のハドソンとNECホームエレクトロニクスによって共同開発されました。

当時としては高性能なハードで、国民機として普及していたファミコンと比較しても、高性能なグラフィック性能と音質は印象的でした。

当時リリースされたR-typeなどはグラフィックとサウンドがファミコンとは段違いで、始めてみたときは「なんじゃこりゃ」と驚いたのを覚えています。

敵もうねうねしてるし、キモいグラフィックがかっこよかったぞい!

またPCエンジンはカートリッジも特徴的で、「Huカード」と呼ばれるカード式のものが採用されてます。

カードなので非常にコンパクトで、非常に新しい感じがしました。

ちなみに本体の値段は24,800円と、当時としても高価だったのではないかと思います。

設計面では、PCエンジンはコア構想という設計思想が採用されていて、PCエンジン本体を最低限の機能を用意したコアと位置づけ、さまざまな周辺機器で性能を拡張させていくというかたちを取っていました。

このコア思想にもとづいていくつもの周辺機器がリリースされましたが、その中には大幅な性能アップをもたらすことになる「CD-ROM2」もあり、このCD-ROM2のリリースにより、PCエンジンはさらなる発展を遂げることになります。

PCエンジン

発売当時のPCエンジン

ちなみに「CD-ROM2」(シーディーロムロムと読みます)は家庭用ゲーム機としては初めてCD-ROMを採用した機器になります。

このCD-ROM2によってゲームで大容量のデータを処理することが可能になり、ムービーやCDサウンドをふんだんに使用したゲームが次々とリリースされました。

ちなみに価格はCD-ROMユニットが32,800円、インターフェイスユニットが27,000円とのこと。

高い。

PCエンジンCD-ROM2

PCエンジンCD-ROM2

その後、本体のマイナーチェンジ版や、CD-ROM2をグレードアップさせたSUPER CD-ROM2などのリリースが続いていきます。

以降発売されたモデルの一覧がこちら。

  • PCエンジンシャトル
  • PCエンジンコアグラフィックス
  • PCエンジンスーパーグラフィックス
  • PCエンジンGT
  • PCエンジンコアグラフィックスⅡ
  • PCエンジンDuo
  • SUPER CD-ROM2
  • PCエンジンLT
  • PCエンジンDuo-R
  • PCエンジンDuo-RX

多い…。

うっかり見出しに「PCエンジンの歴史」とかつけそうになりましたが、PCエンジンはめちゃくちゃ機種にバリエーションがあるんですよね。

全部を紹介していったら3記事分くらいは楽々書ける勢いです!

この記事ではとりあえずはモデル名の紹介にとどめますが、この中で重要なのは1991年に発売された「SUPER CD-ROM2」と、そのSUPER CD-ROM2と本体の一体型である「PCエンジンDuo」あたりですね。

この頃にはすでにPCエンジンといえばCD-ROM2みたいな認識で、アニメーションとボイスつきのゲームががんがんリリースされていた印象です。

SUPER CD-ROM2の代表的なタイトルとしては「ときメモ」が有名で、今回のラインナップにも入ってますね。

またPCエンジンGTはHuカードのソフトを挿して遊べる携帯型ハードで、これは当時、画期的でしたね。

カラーで遊べる携帯ハードがこれかゲームギアしかなかったので、キッズにとっては夢のマシンでしたが、値段の方は相当エグかった記憶があります。

そんなこんなで1994年頃には後継機の「PC-FX」が登場し、PCエンジンシリーズは役割を終えていきます。

 

PCエンジンminiの収録タイトル一覧

2019年8月8日に8本の追加タイトルが発表されたため、収録タイトルは以下のとおりになります。

なおPCエンジン miniには、国内でリリースされた「PCエンジン」向けタイトルと、海外版の「ターボグラフィックス-16」向けとしてリリースされたタイトルがあわせて収録されています。

そのため、同じゲームの国内版と海外版が同時収録されているという少し面白いラインナップになっています。

 

以下は「PCエンジン mini」向けタイトルです。

タイトルメーカージャンル発売日
悪魔城ドラキュラX血の輪廻コナミアクション1993年10月29日
あっぱれ!ゲートボールハドソンスポーツ1988年12月22日
イースⅠ・IIハドソンアクションRPG1989年12月21日
オルディネスハドソンシューティング1991年2月22日
ギャラガ'88ナムコシューティング1987年12月1日
銀河婦警伝説サファイアハドソンシューティング1995年11月24日
グラディウスコナミシューティング1991年11月15日
グラディウスII -GOFERの野望-コナミシューティング1992年12月1日
邪聖剣ネクロマンサーハドソンロールプレイング1988年1月22日
源平討魔伝ナムコアクション1986年10月1日
THE 功夫ハドソンアクション1987年11月21日
スターパロジャーハドソンシューティング1992年4月24日
SNATCHERコナミアドベンチャー1992年10月23日
スーパースターソルジャーハドソンシューティング1990年7月6日
スーパーダライアスNECアベニューシューティング1990年3月16日
スーパー桃太郎電鉄IIハドソンボードゲーム1991年12月20日
スプラッターハウスナムコアクション1990年4月3日
スプリガン mark2ナグザットシューティング1992年5月1日
精霊戦士スプリガンナグザットシューティング1991年7月12日
大魔界村NECアベニューアクション1990年7月27日
ダンジョンエクスプローラーハドソンアクションRPG1989年3月4日
超兄貴メサイヤシューティング1992年12月25日
天外魔境II 卍MARUハドソンロールプレイング1992年3月26日
ときめきメモリアルコナミ恋愛シミュレーション1994年5月27日
ドラゴンスピリットナムコシューティング1988年12月16日
ニュートピアハドソンアクションRPG1989年11月17日
ニュートピアIIハドソンアクションRPG1991年9月27
忍者龍剣伝ハドソンアクション1992年1月24日
ネクタリスハドソンシミュレーション1989年2月9日
PC原人ハドソンアクション1989年12月15日
ファンタジーゾーンNECアベニューシューティング1988年10月14日
ボンバーマン'94ハドソンアクション1993年12月10日
ボンバーマン ぱにっくボンバーハドソンパズル1994年12月22日
ワルキューレの伝説ナムコアクションアドベンチャー1990年8月9日

 

こちらは「ターボグラフィックス-16」向けタイトルです。

タイトル国内タイトルメーカー
(国内版)
国内タイトルとして収録がないもの
Air ZonkPC電人ハドソン
Alien Crushエイリアンクラッシュナグザット
Blazing Lazersガンヘッドハドソン
Bomberman '93ボンバーマン'93ハドソン
Bonk's RevengePC原人2ハドソン
Cadashカダッシュタイトー
Chew-Man-FuBE BALLハドソン
Dungeon Explorerダンジョンエクスプローラーハドソン
J.J. & Jeffカトちゃんケンちゃんハドソン
Lords of Thunderウィンズ オブ サンダーハドソン
Military Madnessネクタリスハドソン
Moto Roaderモトローダーメサイヤ
Neutopiaニュートピアハドソン
Neutopia IIニュートピアⅡハドソン
New Adventure Island高橋名人の新冒険島ハドソン
Ninja Spirit最後の忍道アイレム
Parasol Starsパラソルスタータイトー
Power Golfパワーゴルフハドソン
Psychosisパラノイアナグザット
R-TypeR-TYPE I・R-TYPE IIハドソン
Soldier Bladeソルジャーブレイドハドソン
Space HarrierスペースハリアーNECアベニュー
Victory Runビクトリーランハドソン
Ys Book I&IIイースI・IIハドソン

さらに国内版の「PCエンジン mini」と欧州版の「ターボグラフィックス-16」、北米版の「PCエンジンコアグラフィックス mini」で収録タイトルに一部変更があります。

国内版欧州版アメリカ版
天外魔境II 卍MARU××
ときめきメモリアル××
沙羅曼蛇×
スプラッターハウス ××
Splatterhouse×
収録タイトル数58本57本57本

海外ではときメモがダメっぽいですね。

欧米のご時世的なものでしょうか。

その代わりに沙羅曼蛇が収録されていて、こちらは羨ましいところ。

スプラッターハウスは国内と国外でバージョンが異なったものが収録されています。

 

まとめ:アラサー・アラフォーおっさんは臆さず懐かしみで買うべし

PCエンジンは当時としてもスマートな印象で、性能もいいしグラフィックもいいし音もいいしで、明らかにファミコンの上をいっていた高性能ハードでした。

Huカードの時点ですでに新しかったですし。

少年たちの気持ちをつかむための魅力はたくさん備えていたと思いますが、当時はまだまだゲームという娯楽のポジションも微妙だったですし、欲しかったけど親に買ってもらえなかった人も少なくなかったんじゃないかと思うんですよね。

そういった体験のある方にとっては、今回のリリースはプレイする絶好のチャンスだと思います。

またかつてのPCエンジンユーザーだった方も、もう一度過去の名作群に触れるチャンスです。

期待して待ちましょう!

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