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PCエンジンminiの追加ソフト8本を含む最新情報を紹介!PCエンジンシリーズの歴史も振り返る

皆さんはPCエンジンというゲーム機を覚えてらっしゃいますか?

PCエンジンは今から約30年前に発売されたゲーム機で、コンパクトなルックスとファミコンを遙かに超える性能で、当時のゲーマーを驚かせました。

そのPCエンジンが、2020年3月19日についに「PCエンジンmini」として復刻されます。

うおー、おっさん歓喜!

ここ数年で「クラシックミニ ファミリーコンピュータ」を皮切りに、レトロハードをミニサイズ化したかたちでの復刻が続いています。

今回の「PCエンジンmini」のリリースによって、90年代初期までにリリースされたいわゆる第4世代ハード群が全て揃うかたちとなります。

この記事では「PCエンジンmini」について、収録タイトルや発売価格、本体仕様などの情報とともに、オリジナルのPCエンジンシリーズについても紹介してみたいと思います。

購入をご検討の方はもちろん、買うかどうかわからないけどPCエンジン懐かしいよね、という方にもご一読いただければ幸いです。

PCエンジンminiとは

PCエンジンmini」は「PCエンジン」をミニサイズ化した復刻版ゲームハードです。

レトロゲームハードをミニサイズ化して復刻する流れは、2016年に発売された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のヒット以来続いています。

PCエンジンminiは今回、第4世代ハードの最後の機種として満を持して復刻リリースされるかたちになります。

かつてのゲーム世代でもう一度ゲームをやってみたい人には復刻系ミニハードがオススメですここ数年かつての名作ハードが次々と復刻されています。しばらくゲームから離れていたけどもう一度プレイしてみたいとお考えの方にとって、復刻版ハードは気軽に踏み出せる第一歩です。この記事ではこれまでに発売された復刻版ハードを網羅的に紹介していますので、復帰をご検討の方は参考にしていただければと思います。...
ちなみに第4世代ハードというのはスーファミやメガドライブの辺りの世代ですね!

PCエンジンminiは他のミニハードと同様にゲームカートリッジを使用せず、あらかじめ本体に内蔵されたタイトルの中から選んでプレイする仕様になっています。

収録タイトル数は国内発売モデルで58タイトルと、かなりの本数が内蔵されています。

なお発売はコナミで、Amazonのみでの販売となることが決まっています。発売日は2020年3月19日の予定です。

またヨーロッパとアメリカでもリリースされる予定で、それぞれルックスを海外版にあわせた「TurboGrafx-16 mini」(ターボグラフィックス-16)、「PC Engine CoreGrafx mini」(PCエンジン コアグラフィックス mini)として販売が予定されています。

PCエンジンミニ:ラインナップ

PCエンジンminiの仕様

国内版のPCエンジンminiの仕様は、以下の内容で発表されています。

PCエンジンminiの商品情報

  • 商品名:PCエンジンmini
  • 価格:10,500円(税抜)
  • 発売日:2020年3月19日

PCエンジンminiの製品仕様

項目名 内容
イメージ PCエンジンmini
メーカー型式 HTG-008
本体サイズ 120mm×115mm×35mm
出力端子 HDMI端子
使用電源 micro-B給電
映像出力 720p、480p
音声出力 HDMI端子からのリニアPCM2CH出力
付属物 ・専用コントローラー ×1個 ※連射機能なし
・USBケーブル(電源供給用)×1本
・HDMIケーブル×1本
・取り扱い説明書
プレイ人数 1~5人
※同時プレイには人数分のコントローラーを別途要する必要があります。
※3~5人で同時プレイする場合は「マルチタップ for PCエンジン mini」が別途必要です。

オリジナルのPCエンジンは本体がかなりコンパクトでしたが、ミニ化されたことでさらにひとまわり小さくなっています。

コントローラーは本体にひとつしか付属してないので、複数人でのプレイを想定している方は必要に応じて追加で購入しましょう。

ちなみに今回の復刻での改善点として注目したいのが、前面のコントローラーの端子です。

オリジナルでは接続端子は1つしかなかったのですが、miniではあらかじめ2個用意されています

オリジナル機では2人プレイをしようとするとその時点でマルチタップが必要だったので、大きな配慮ですね。

コアなファンからは、2人プレイに高価なマルチタップが必要になってこそPCエンジン!との声もあるようですが…。

PCエンジンminiに搭載されている機能

また以下の機能が実装されることで、よりゲームが遊びやすくなっています。

いつでもカンタンセーブ機能

プレイ中にどこでもマルッとその状態でセーブできるという便利機能です。

いつでもセーブ機能があるとタイミングを気にすることなく中断できるため安心です。

昔のゲームは今の基準でいくと難易度がかなりハードだったりしますし、クリアするにもそこそこの時間が必要だったりします。

隙間時間を使ったプレイなど、今の時代の時間の使い方にあったかたちでプレイするためにも必須の機能といえます。

ディスプレイモードがブラウン管モードに対応

接続はHDMIなので高画質、高音質でプレイすることが可能ですが、当時のドット絵をいまの液晶テレビで見るとかなりギラッとしててキツいんですよね。

当時はブラウン管のにじみがあったので目への負担も比較的軽かったのですが、現代の液晶技術は高精細過ぎて、レトロゲー基準ではやや目への負担が大きかったりします。

ドットがくっきりしてしまうことで、グラフィック的にも当時とは少し異なる見た目になってしまうのも難点です。

PCエンジンminiではそのあたりの問題を解決すべく、ブラウン管モードが実装されています。

ブラウン管のにじみをグラフィック処理で再現することで、当時の雰囲気そのままにプレイを楽しむことができます。

マルチタップで最大5人の同時プレイが可能

マルチタップによる同時プレイも再現されています。

今回の復刻でとりわけ特徴的なのが、コントローラー端子が2つ用意されていることです。

2人プレイまでは本体の端子に差し込むことでプレイ可能なため、マルチタップが必要になるのは、3人以上のプレイからです。

4人でボンバーマンをプレイしたい場合は当然必要になってきますので、買いそろえておきましょう。

オリジナルのPCエンジンについて

ここでオリジナルハードとしてのPCエンジンについて振り返ってみたいと思います。

オリジナルのPCエンジンの発売日は1987年10月30日で、当時のハドソンとNECホームエレクトロニクスによって共同開発されました。

当時としては高性能なハードで、国民機として普及していたファミコンと比較しても、高性能なグラフィック性能と音質は印象的でした。

当時リリースされたR-typeなどはグラフィックとサウンドがファミコンとは段違いで、始めてみたときは「なんじゃこりゃ」と驚いたのを覚えています。

敵もうねうねしてるし、キモいグラフィックがかっこよかったぞい!

またPCエンジンはカートリッジも特徴的で、「Huカード」と呼ばれるカード式のものが採用されてます。

カードなので非常にコンパクトで、非常に新しい感じがしました。

ちなみに本体の値段は24,800円と、当時としても高価だったのではないかと思います。

設計面では、PCエンジンはコア構想という設計思想が採用されていて、PCエンジン本体を最低限の機能を用意したコアと位置づけ、さまざまな周辺機器で性能を拡張させていくというかたちを取っていました。

このコア思想にもとづいていくつもの周辺機器がリリースされましたが、その中には大幅な性能アップをもたらすことになる「CD-ROM2」もあり、このCD-ROM2のリリースにより、PCエンジンはさらなる発展を遂げることになります。

PCエンジン発売当時のPCエンジン

ちなみに「CD-ROM2」(シーディーロムロムと読みます)は家庭用ゲーム機としては初めてCD-ROMを採用した機器になります。

このCD-ROM2によってゲームで大容量のデータを処理することが可能になり、ムービーやCDサウンドをふんだんに使用したゲームが次々とリリースされました。

ちなみに価格はCD-ROMユニットが32,800円、インターフェイスユニットが27,000円とのこと。

高い。

PCエンジンCD-ROM2PCエンジンCD-ROM2

その後、本体のマイナーチェンジ版や、CD-ROM2をグレードアップさせたSUPER CD-ROM2などのリリースが続いていきます。

以降発売されたモデルの一覧がこちら。

  • PCエンジンシャトル
  • PCエンジンコアグラフィックス
  • PCエンジンスーパーグラフィックス
  • PCエンジンGT
  • PCエンジンコアグラフィックスⅡ
  • PCエンジンDuo
  • SUPER CD-ROM2
  • PCエンジンLT
  • PCエンジンDuo-R
  • PCエンジンDuo-RX

多い…。

うっかり見出しに「PCエンジンの歴史」とかつけそうになりましたが、PCエンジンはめちゃくちゃ機種にバリエーションがあるんですよね。

全部を紹介していったら3記事分くらいは楽々書ける勢いです!

この記事ではとりあえずはモデル名の紹介にとどめますが、この中で重要なのは1991年に発売された「SUPER CD-ROM2」と、そのSUPER CD-ROM2と本体の一体型である「PCエンジンDuo」あたりでしょうか。

この頃にはすでにPCエンジンといえばCD-ROM2みたいな認識で、アニメーションとボイスつきのゲームががんがんリリースされていた印象です。

SUPER CD-ROM2の代表的なタイトルとしては「ときメモ」が有名で、今回のラインナップにも入ってますね。

またPCエンジンGTはHuカードのソフトを挿して遊べる携帯型ハードで、これは当時、画期的でしたね。

カラーで遊べる携帯ハードがこれかゲームギアしかなかったので、キッズにとっては夢のマシンでしたが、値段の方は相当エグかった記憶があります。

そんなこんなで1994年頃には後継機の「PC-FX」が登場し、PCエンジンシリーズは役割を終えていきます。

PCエンジンminiの収録タイトル一覧

2019年8月8日に8本の追加タイトルが発表されたため、収録タイトルは以下のとおりになります。

なおPCエンジン miniには、国内でリリースされた「PCエンジン」向けタイトルと、海外版の「ターボグラフィックス-16」向けとしてリリースされたタイトルがあわせて収録されています。

そのため、同じゲームの国内版と海外版が同時収録されているという少し面白いラインナップになっています。

以下は「PCエンジン mini」向けタイトルです。

タイトル メーカー ジャンル 発売日
悪魔城ドラキュラX血の輪廻 コナミ アクション 1993年10月29日
あっぱれ!ゲートボール ハドソン スポーツ 1988年12月22日
イースⅠ・II ハドソン アクションRPG 1989年12月21日
オルディネス ハドソン シューティング 1991年2月22日
ギャラガ’88 ナムコ シューティング 1987年12月1日
銀河婦警伝説サファイア ハドソン シューティング 1995年11月24日
グラディウス コナミ シューティング 1991年11月15日
グラディウスII -GOFERの野望- コナミ シューティング 1992年12月1日
邪聖剣ネクロマンサー ハドソン ロールプレイング 1988年1月22日
源平討魔伝 ナムコ アクション 1986年10月1日
THE 功夫 ハドソン アクション 1987年11月21日
スターパロジャー ハドソン シューティング 1992年4月24日
SNATCHER コナミ アドベンチャー 1992年10月23日
スーパースターソルジャー ハドソン シューティング 1990年7月6日
スーパーダライアス NECアベニュー シューティング 1990年3月16日
スーパー桃太郎電鉄II ハドソン ボードゲーム 1991年12月20日
スプラッターハウス ナムコ アクション 1990年4月3日
スプリガン mark2 ナグザット シューティング 1992年5月1日
精霊戦士スプリガン ナグザット シューティング 1991年7月12日
大魔界村 NECアベニュー アクション 1990年7月27日
ダンジョンエクスプローラー ハドソン アクションRPG 1989年3月4日
超兄貴 メサイヤ シューティング 1992年12月25日
天外魔境II 卍MARU ハドソン ロールプレイング 1992年3月26日
ときめきメモリアル コナミ 恋愛シミュレーション 1994年5月27日
ドラゴンスピリット ナムコ シューティング 1988年12月16日
ニュートピア ハドソン アクションRPG 1989年11月17日
ニュートピアII ハドソン アクションRPG 1991年9月27
忍者龍剣伝 ハドソン アクション 1992年1月24日
ネクタリス ハドソン シミュレーション 1989年2月9日
PC原人 ハドソン アクション 1989年12月15日
ファンタジーゾーン NECアベニュー シューティング 1988年10月14日
ボンバーマン’94 ハドソン アクション 1993年12月10日
ボンバーマン ぱにっくボンバー ハドソン パズル 1994年12月22日
ワルキューレの伝説 ナムコ アクションアドベンチャー 1990年8月9日

こちらは「ターボグラフィックス-16」向けタイトルです。

タイトル 国内タイトル メーカー
(国内版)
国内タイトルとして収録がないもの
Air Zonk PC電人 ハドソン
Alien Crush エイリアンクラッシュ ナグザット
Blazing Lazers ガンヘッド ハドソン
Bomberman ’93 ボンバーマン’93 ハドソン
Bonk’s Revenge PC原人2 ハドソン
Cadash カダッシュ タイトー
Chew-Man-Fu BE BALL ハドソン
Dungeon Explorer ダンジョンエクスプローラー ハドソン
J.J. & Jeff カトちゃんケンちゃん ハドソン
Lords of Thunder ウィンズ オブ サンダー ハドソン
Military Madness ネクタリス ハドソン
Moto Roader モトローダー メサイヤ
Neutopia ニュートピア ハドソン
Neutopia II ニュートピアⅡ ハドソン
New Adventure Island 高橋名人の新冒険島 ハドソン
Ninja Spirit 最後の忍道 アイレム
Parasol Stars パラソルスター タイトー
Power Golf パワーゴルフ ハドソン
Psychosis パラノイア ナグザット
R-Type R-TYPE I・R-TYPE II ハドソン
Soldier Blade ソルジャーブレイド ハドソン
Space Harrier スペースハリアー NECアベニュー
Victory Run ビクトリーラン ハドソン
Ys Book I&II イースI・II ハドソン

さらに国内版の「PCエンジン mini」と欧州版の「ターボグラフィックス-16」、北米版の「PCエンジンコアグラフィックス mini」で収録タイトルに一部変更があります。

国内版 欧州版 アメリカ版
天外魔境II 卍MARU × ×
ときめきメモリアル × ×
沙羅曼蛇 ×
スプラッターハウス  × ×
Splatterhouse ×
収録タイトル数 58本 57本 57本

海外ではときメモがダメっぽいですね。

欧米のご時世的なものでしょうか。

その代わりに沙羅曼蛇が収録されていて、こちらは羨ましいところ。

スプラッターハウスは国内と国外でバージョンが異なったものが収録されています。

まとめ:アラサー・アラフォーおっさんは臆さず懐かしみで買うべし

PCエンジンは当時としてもスマートな印象で、性能もいいしグラフィックもいいし音もいいしで、明らかにファミコンの上をいっていた高性能ハードでした。

Huカードの時点ですでに新しかったですし。

少年たちの気持ちをつかむための魅力はたくさん備えていたと思いますが、当時はまだまだゲームという娯楽のポジションも微妙だったですし、欲しかったけど親に買ってもらえなかった人も少なくなかったんじゃないかと思うんですよね。

そういった体験のある方にとっては、今回のリリースはプレイする絶好のチャンスだと思います。

またかつてのPCエンジンユーザーだった方も、もう一度過去の名作群に触れるチャンスです。

期待して待ちましょう!

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