Alexaに毎回「アレクサ!」と呼びかけるのが面倒なら会話継続モードが便利です

ここ最近、これまで非対応だったAmazonデバイスにも続々とAlexaアレクサ)が搭載され始めるなど、AmazonのAlexa推しが加速していますね。

声で命令を実行できるのはとても便利なのですが、使い続けるうちに、次第に一々「アレクサ!」と言わなければならないのが面倒になってきます。

その面倒くささを解決してくれるのが、Alexaの「会話継続モード」です。

会話継続モードを利用することで、ウェイクワード(「アレクサ!」のこと)が省略できるようになるため、Alexaの実用性が一気に高まります。

個人的な感覚では、「絶対に設定を変えておいた方がいいよ!」と言いたいくらいの便利設定です。

ウェイクワードで消耗することはないかと思いますので、少しでも煩わしさを感じるようであれば変更しておくのがおすすめです。

この記事では会話継続モードの導入方法についてご紹介していますので、Alexaとの会話が何だか面倒くさい、とお感じの方はぜひ一度試してみていたただければと思います。

目次

Alexaの会話継続モードとは

会話継続モードとは、ウェイクワードを毎回言うことなくAlexaに連続して指示が出せるモードです。

» Amazon.co.jp ヘルプ: フォローアップモードの有効化

ウェイクワードとは、ユーザーがAlexaに指示を出す際に呼びかける「アレクサ!」というワードのことです。

ウェイクワードを発声することで、Alexaはその次の言葉が自分に向けられた命令であることを理解し、実行します。

仕組み的には理に適っているのですが、Alexaの場合は指示ごとに毎回言わなければならないんですよね。

人間、面倒なものは次第に使わなくなってくるので、これはよくありません。

そこで、この「アレクサ!」を省略して、会話が終了しても一定時間次の命令を待ってくれるようになるのが、会話継続モードです。

毎回のウェイクワードを省略できるので、より人間っぽい会話が可能になり、楽に連続して指示が出せるようになります。

Alexaの会話継続モードの使い方について

Alexaアプリの設定から会話継続モードを有効化することで、初回以降のウェイクワードが不要になります。

会話継続モードがオンになると、Alexaが指示に基づく実行を終了した後、しばらく待機状態を維持するようになります。

Echoの場合はしばらくライトリングが青色に点灯したままになるので、その間は待機状態であることが視覚的にわかります。

この待機状態の間であれば、ウェイクワードなしに次の指示を出すことができます。

ライトリングが青色に点灯している時間から見て、待機状態はおよそ5秒程度と長くはないようですね。

誤った指示を受け取らないための妥当な長さかと思いますが、素早く次の指示を行う必要があります。

すぐに終了したい場合は「ありがとう」「キャンセル」などでスリープ状態に移行させることができます。

なお、会話継続モードとは言え、Alexaが命令を実行している間は指示を連続して受け付けることはできません。

たとえば音楽再生中に「アレクサ、湿度を教えて!」という割り込み指示はできますが、その後は待機状態に移行せず、会話継続モードにはなりません。

なお、会話継続モードはAlexaを搭載したほとんどのハンズフリー対応端末で利用可能です。

Alexaの会話継続モードの設定方法

会話継続モードはデフォルトではオフになっています。使いたい場合は、Alexaアプリから設定をオンに変更します。

以下、設定方法を説明していきます。

Alexaアプリのメニューから「設定」を選択

Alexaアプリの左上のメニューアイコンを開き、「設定」をタップします。

Alexa:会話継続モードの設定

設定するデバイスを選択

設定から「デバイスの設定」をタップします。

Alexa:デバイスの設定

設定はデバイスごとに行うため、設定したいデバイスをタップします。

Alexa:アレクサアプリからデバイスを選択

今回は「リビングのEcho」で設定してみます。

「デバイスの設定」から「会話継続モード」を選択

「デバイスの設定」から各種メニューが表示されます。

Alexaアプリ:デバイスの設定

下にスクロールすると会話継続モードが表示されるのでタップします。デフォルトではオフになっています。

Alexaアプリ:会話継続モードをオフ

「会話継続モード」をオンにする

会話継続モードのスイッチをタップしてオンに変更します。画像の状態になればオンになっています。

Alexaアプリ:会話継続モードをオン

継続会話モードと定型アクションを比較した場合

Alexaへの命令を簡略化できる機能として定型アクションがありますが、それよりももっと会話っぽく省略できるので、柔軟性は感じます。

「定型アクション」とは、複数の指示を単一のワードで命令できる機能です。

たとえば「アレクサ、ただいま」というワードに、電気を点ける、ニュースを流す、明日の天気予報を流すなどといった複数の指示をひとまとめに紐付けることができます。

このように、ルーチン的な指示をまとめて登録しておくと、一言ですべてを連続して実行してくれるのでとても便利です。

その反面、事前に登録したパターンしか実行できないので、ちょっと異なることを差し挟もうとしても対応ができません。

また定型アクションはいくつも設定できるため、当然数が増えれば管理も煩雑になります。

定型アクションも会話の簡略化のために用意された機能ですが、ウェイクワードを省略できるだけでも会話の負担はかなり減ります。

取りあえず、命令したいことをだだだだだっと言っていけばよいわけなので、それほど多くの指示を出さないのであれば、会話継続モードで十分な気もします。

まとめ:継続して会話できることでよりAIっぽく利用可能に

継続会話モードでウェイクワードを簡略化できるようになるとかなりストレスが軽減されます。

より会話っぽくやり取りができるようになりますし、SF的なAIとの会話に一歩近づいた感があります。

デバイス的にもスマートホーム関係の製品はずいぶん増え、スマートホームのための環境も整ってきたと思います。

Alexaの機能向上に期待する部分は大きいので、Amazonにはぜひ頑張っていただきたいと思います。

というのも、ウェイクワード絡みの部分では正直まだまだ使いづらい部分はあるんですよね。

関連記事:遠くのAlexaに声をかけたいのに近くのAlexaが反応して困る場合はウェイクワードを設定しましょう

ぜひさらなる機能改善を期待したいと思います!

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