このヨノイブログを始めて1年数ヶ月(2019年6月開始)。
これまでも様々なブログを運営してきましたが、ブログ運営はスタイルも運営方法も様々。
立ち上げるたびに難しさを感じてきました。
ブログ運営は人を引き付けて止まないようで、毎月たくさんのブログが生まれますが、残念なことにそれと同じくらいのブログが消えていきます。
私もいくつものブログを潰してきましたが、ブログを続けるのはとても難しいと感じます。
ブログの継続を左右する要素はたくさんありますが、特に最初の第一歩で何を参考にするかはその後の展開に大きく影響します。
そこで今回ご紹介したいのが、ブロガー・ヨスさんの新著『読まれる・稼げる ブログ術大全』です。
ブログ運営の滑り出しを成功させるために必要な知識と知恵が凝縮されており、まさにブログ運営の指針となる一冊です。
『ブログ術大全』とはどのような本?
『読まれる・稼げる ブログ術大全』はブロガー・ヨスさんの書かれたブログ運営術に関する本です。
ヨスさんは月125万回読まれるブログ「ヨッセンス 」を運営してらっしゃるブロガーさん。
ブログ収益だけで生活しているいわゆるプロブロガーが書いたブログ運営術の本ということで、2020年イチオシの一冊と言えます。
ちなみにヨスさんはこれまでも書籍を出版されており、『効率化オタクが実践する光速パソコン仕事術』はタイトルどおりPCの効率化に関する本。
効率化に対するヨスさんの思考法が集約された、仕事術の決定版とも言える一冊でした。
» 『効率化オタクが実践する光速パソコン仕事術』は効率化の思考法が垣間見れる必読の書
一方、今回の『ブログ術大全』はこちらもタイトルどおりブログ運営のための本。
記事の構成やライティング技術、ブログの目指すべき方向性など、ブログを始めたばかりの方が知っておくべきノウハウがオールインワンで詰め込まれた必読の書です。
まさにプロブロガーのノウハウをまるっと覗けます。
『ブログ術大全』はブログを始めたい方に一押しの一冊
この『ブログ術大全』はヨスさんも仰っているように、ブログ初心者に特におすすめの一冊。
ブログ運営に関するイロハが全てこの一冊で学べます。
私が特にこの本をおすすめできると感じたポイントをご紹介していきます。
読者最優先であることが繰り返し説かれている
この本の信頼できるポイントの一つ目は「読者の視点を最優先に考える」ということが繰り返し説かれていること。
これは決して相手にあわせてへつらうとかではなく、ブログをどのように作っていけば読者満足度が高まるかにフォーカスしているということです。
読者満足度ファーストの考え方はブログの見た目やレイアウトの話にはじまり、文章術やカテゴリー構成、さらにはSEOにおいてまで、いたるところで繰り返されています。
最近ではブログノウハウを発信される方も多く、そのような情報に簡単に触れることができるようになりました。
これはとても素晴らしいことなのですが、本来はまだ基礎がためを行うべき時期に情報過多になっていることも多いように見受けられます。
特にGoogle対策が厳しくなってきたこともあり、SEOノウハウに偏重しているきらいもあります。
しかしノウハウは地力とのバランスが取れていて初めて効果が発揮されるもの。
何を最優先にすべきなのか、ブロガーとしてのマインドをまず初めにこの本で学ぶ意義はとても大きいと感じます。
見やすさに徹底的にこだわっている
この本ではブログの見やすさに徹底的にこだわっています。
どのように書けば視覚的に認識しやすいか、また読み手の負担をやわらげられるかにかなりのページが割かれています。
私も自分で記事を書き、他のブログを拝見して感じますが、やはり見た目はかなり重要です。
読みにくかったりどことなくデザインに難があると、なかなかその先に進もうという気にはなりません。
本の中にも書かれているように、読者は常にブラウザバックしようと構えています。
いくら記事を頑張っても、レイアウトのまずさで脊髄反射的に離脱されてしまうと、内容以前の段階で勝負が終わってしまいます。
ブログは文章が主人公ですが、決して文章だけの世界ではありません。
そこへ気づくだけで、後々の成長もグンと変わります
『ブログ術大全』はそのような気づきを与えてくれるとともに、実践的なテクニックをとても詳しく解説してくれています。
『ブログ術大全』で学べる読みやすさの技術
- スマホの一画面中を文字だけにしないためのテクニック
- リストはどのように使えば効果的か
- ひらがなと漢字の混合率
- 見出しと本文の関係
- 見出しと画像の位置 など
本の中では見え方を図示してくれており、とてもわかりやすく直感的につかみやすいのもポイント。
また最近ではスマホからのアクセスが主ということで、解説の図はすべてスマホ準拠となっているのも本格的です。
今日から使える技術が満載なので、ぜひチェックして取り入れてみましょう。
『ブログ術大全』は2年目選手にもおすすめの一冊
『ブログ術大全』は素晴らしく整理された本なのでブログ初心者に最適の一冊なのですが、それ以上に読むべきは私みたいな2年目選手ではないかと思います。
ブログノウハウの罠に陥ってないかを再チェックできる
ブログをそれなりに継続するとそれなりに知識やノウハウが蓄積されます。
何となくわかってきた気になるものですが、そういうときこそ用心すべきとき。
と言うのも、ノウハウがある程度蓄積されてくると、逆にそれにとらわれてしまいがちだからです。
また、中級者に差し掛かると基本がおろそかになってしまうのはよくあること。
特にブログ運営とブログ収益を強く結びつけていると、どうしても考えが短期的な最適化に偏りがちです。
とりわけ現在のSEOの状況は個人ブロガーにとってかなり厳しくなっています。
今の自分のブログの方向性で良いのか、中長期的にどのようにしていきたいのかを見直すよい機会になるはずです。
あいまいにしていた概念や方法論を再点検できる
『ブログ術大全』は網羅性に優れた本なので、理解をあいまいにしてきた用語や考え方を再点検するのにも最適です。
と言うのも、見たいものしか目に入ってこないと言う現象はブロガーにもありがちなことだからです。
(本来はブロガーやアフィリエイターはそういうことではダメなのですが)
人の知識には意外と偏りがあるものです。
しかも興味がなければ視界に入ってこないため、知識が抜けていることにすら気づかないことがあります。
私の例で言うと、恥ずかしながら「ストック型」と「フロー型」は言葉は知っていても何となくスルーしていた考え方。
私のブログはストック記事一辺倒なのですが、この考え方にもとづけば、フロー記事をもう少し増やしてもいいはずです。
しかし「ストック型」「フロー型」という概念が意識化されてないと、なかなかそういう行動に繋げることができません。
あらためて知識を総ざらいするためにも、この『ブログ術大全』は非常におすすめの一冊です。
まとめ
様々な人がブログ運営について発信していますが、初心者ブロガーにとって本当に大切なのは、信頼できる情報にあたることです。
この『読まれる・稼げる ブログ術大全』はたしかな実績のある方が書かれた本です。
情報収集も十分大切ですが、何となく目に入った情報に振り回されるのではなく、信頼できる一冊をしっかり読み込み、「何に重きを置いているのか」を考えながらブログ運営の基礎づくりに取り組んでいきましょう。
ちなみに本に収録しきれなかったおまけの特典PDFも80ページの大ボリューム。
こちらも必見の内容なので、ぜひあわせてご覧ください。