本記事では、リアルタイムボイスチェンジャー『EaseUS VoiceWave』をレビューします。
EaseUS VoiceWaveは100以上のリアルタイムボイスエフェクトを持つほか、数々の効果音や背景音の低減機能をも搭載した多機能ソフトウェア。
動画配信者はぜひチェックしておきたい製品です。
EaseUS VoiceWaveとは

EaseUS VoiceWaveは、EaseUS Softwareが販売するボイスチェンジャーソフトです。
リアルタイムで入力音声にエフェクトをかけられ、しかも無料で利用可能。
インターネットで動画や音声配信をしている方はぜひチェックしてみましょう。
EaseUS VoiceWaveの機能
EaseUS VoiceWaveで利用できる機能は主に次の6つです。
- ビデオやオーディオファイルの音声を変更する
- 入力音声の録音、修正、MP3へのエクスポート
- 100以上のボイスエフェクト
- オーディオの背景ノイズの除去
- Discord、Steam、Zoomなどで音声をカスタマイズする
- ガールやゴーストフェイスのような人気の効果音
メインの機能は音声変換・ボイスエフェクトで、含まれるエフェクトの数は100以上とかなりのバリエーションが用意されています。
豊富な選択肢の中から、イメージに近い音声が選べるでしょう。
またボイスチェンジ系機能以外には、ボイスミキサー機能や音声レコーダー機能の搭載、また効果音の追加や、また背景ノイズの除去などが搭載されており、よりマルチに使えるソフトウェアとなっています。
EaseUS VoiceWaveの使い方
EaseUS VoiceWaveの使い方を解説していきます。
インストールは公式サイトから行います。
ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックするとインストーラが起動します。

インストール中です。

インストールはすぐに終了します。

日本語サイトには有料版に関するページがないようですが、インストールが完了すると海外版サイトが起動し、有料版の案内が表示されます。

全文英語なので、英語が得意でない人は翻訳をかけるなどして対応するとよいでしょう。
インストールが完了したら「今すぐ始める」をクリックして起動します。

音声の入出力デバイスを聞かれるので、指定のものがあれば切り替えます。

なおこの時点ですでに入出力はオンになるので、周囲の音声をマイクが拾ってスピーカーやイヤホンに返し始めます。
最初に使用する音声を選択します。
無料版ではあわせて5つの音声を入手できます。

用意されているボイスの種類は非常に多いですが、Pro版のライセンスを入手しない限りは個別購入が必要です。
いろいろ試してみたい方は、ライセンスを購入した方がよいでしょう。

音声の種類は非常に多く、映画で見たキャラクターなども用意されています。



入力はリアルタイムの音声だけではなく、すでに持っている音声ファイル全体にエフェクトをかけることも可能です。
さらに自由に設定したい場合は、自分でカスタムもできます。

「人格」や「ロボット」といったキャラクターの性質に沿ったものから「リバーブ」「トレモロ」など、音声のエフェクトに関する直接的なものまで多数用意されており、それぞれ重ねて使用もできます。

パラメータはスライド式で調節できるので、リアルタイムに音声を聞きながら、感覚的に設定できます。
有料版EaseUS VoiceWave Proについて
EaseUS VoiceWaveを利用するなら、ボイスエフェクトの種類の多いEaseUS VoiceWave Proがおすすめです。
EaseUS VoiceWave Proは有料版ですが、録音ファイルのボイスチェンジなどにも対応しています。
テクニカルサポートも付いているので、ソフトウェアの実力をフルに発揮したいならEaseUS VoiceWave Proの購入をおすすめします。
まとめ
今回、EaseUS VoiceWaveを使用してみましたが、エフェクトの反応が非常に素直で、音声への乗りもよいのではないかと感じました。
音声にやや遅延があるのが気になりましたが、おそらく音声変換系のソフトウェアでは不可避の現象なのかなとも思います。
リアルタイム配信でどのくらいのラグになるかは環境にもよるので、実際に試しながら確認するとよいでしょう。
EaseUS VoiceWaveは無料で利用できるので、配信などで手軽に音声を変換してみたい方はぜひチェックしてみてください。
また公式サイトでは詳しい利用方法を解説する記事が用意されているので、ぜひこちらも合わせて読んでみていただけると幸いです。