Macを使用していて地味に困るのが、Macには純正のブルーレイ再生ソフトが搭載されていないこと。
というのもAppleは伝統的に古いメディアに対する見切りが早い会社で、ブルーレイ対応にはかなり消極的です。
とはいえ、ブルーレイはまだそれなりに利用する場面も多く、特に再生ソフトに関しては1本はインストールしておきたいところ。
そこで今回ご紹介するのが、Leawo Software社の「Leawo Blu-Ray Player for Mac」です。
Leawo Blu-ray Player は、MacOS環境におけるブルーレイプレイヤーの代名詞とも言える製品で、使いやすく初めての方にもおすすめのソフトウェアです。
Leawo Blu-ray Playerについて

Leawo Blu-ray Player は、中国の深圳にあるLeawo Software社が開発、販売するブルーレイ再生ソフト。
WindowsとMacOS向けにリリースされており、とくに純正の再生ソフトが搭載されていないMacOS環境においては貴重な選択肢の一つです。
Leawo Blu-ray Player for Macの機能
Leawo Blu-ray Player for Macで利用できる機能は以下のとおり。
- Blu-ray、DVD、ISO、4K&HD動画ファイル、音楽ファイルの再生
- Blu-ray・DVDのリージョンフリー再生
- 4K UHD動画のロスレス再生
- ステレオ音源のオリジナル再生
- スクリーンショット機能
Leawo Blu-ray Playerでは、ブルーレイ、DVDの再生といった基本的な機能に加えて、動画ファイルや音楽ファイルの再生にも対応しています。
またリージョンフリー再生やスクリーンショット機能にも対応しています。
Leawo Blu-ray Player for Macの製品情報

Leawo Blu-ray Player for Macは有料のプレミアム版のほか、無料体験版も配信されています。
無料版とプレミアム版の違いは下記のとおり。
- 無料版:再生時に広告が表示
- プレミアム版:広告なし、MKV形式への変換機能あり
無料版は機能的にはプレミアム版と変わりませんが、再生時に毎回広告が流れるようになっており快適性は今ひとつ。
プレミアム版にアップグレードすると広告は消えるので、長期的に利用するならライセンスを購入しましょう。
プレミアム版のライセンスは年間ライセンスの永久ライセンスの2種類です。
1年版 | 永久版 | |
---|---|---|
価格(税込) | ||
無償更新期限 | 1年 | 無制限 |
台数 | 1PC | 1PC |
» Leawo Blu-ray Player for Mac の製品ページを見てみる
プレミアム版はほぼ通年で定額の半額で販売されており、永久ライセンスでも5,000円台とかなりのお手頃価格。
またLeawo Blu-ray コピーなど他のソフトとセット購入するとさらに30%オフになるなど、お得なキャンペーンが随時開催されています。
ブルーレイ周りのソフトが必要であれば、この機会にまとめて揃えておくのもよいでしょう。

Leawo Blu-ray Player for Macのインストール・設定方法
今回はLeawo Software社様よりプレミアム版のライセンスを提供いただいたので、Leawo Blu-ray Player for Mac プレミアム版を実際に使用してみました。
インストールからディスクの再生まで、使い方を解説します。
ソフトウェアをインストールする
インストーラは公式サイトにて配布されています。
ダウンロードしたしたdmgファイルを展開すると、以下のファインダーが開きます。

installファイルをダブルクリックして起動します。
システムからファイルを開いてもよいか確認されるので、「開く」を選びます。

インストールが開始します。

インストール先を選びます。

インストール完了です。

インストールが終了したら、LaunchPad内に「Leawo Blu-ray Player」アイコンが作成されます。
購入したライセンスを適用する
「Leawo Blu-ray Player」アイコンをダブルクリックで起動します。
起動すると次の画面が開きます。

画面の左中央にある「試用版 アクティベータ」をダブルタップします。

製品登録コードを入力し、「>」ボタンをクリックします。

アクティベーションが通ると、状態と購読のステータスが変わります。

画面上の試用版の表記が製品版に変わります。

Leawo Blu-ray Player for Macの使い方
Leawo Blu-ray Player for Macではブルーレイの再生のほか、ISOファイルなどからも再生が可能です。
Leawo Blu-ray Player for Macで利用できる機能は主に次の3種類。
- ブルーレイ・DVDの再生
- ブルーレイ・DVDの変換
- ISOファイルなどの再生
なお市販のディスクを使った変換機能の利用やISOファイルの用意などは、リッピングやコピープロテクトの解除といった話とも絡んできます。
ソフトウェアに機能として用意されていても国内法上で問題がないとは限らないため、各種関係法令をよく確認の上、法に触れない範囲で利用するようにしましょう。
Blu-rayディスクを再生する
まず前提として、Macには光学ドライブが搭載されていないため、外付けブルーレイドライブが必要です。
外付けドライブを接続の上、ブルーレイディスクをドライブに挿入します。
Leawo Blu-ray Playerがディスクを自動的に認識し、サムネイルを表示します。

再生ボタンを押すとディスクが再生されます。

なお再生時に画面に表示されるメニューは、トラックパッドやマウスで操作できません。
下記の仮想コントローラーが画面に表示されるので、こちらで操作を行います。

この仮想コントローラーは画面下部にアイコンが用意されているので、いつでも呼び出せます。
またこちらはスクリーンショット用のボタンやシェアボタン、再生リスト一覧なども用意されており、ワンクリックで操作できるようになっています。
Blu-rayディスクをMKVファイルに変換する
トップ画面の変換ボタンをクリックすることで、ディスクの内容をMKVファイルに変換できます。

MKVとは、映像、音声、字幕などのデータを格納するためのマルチメディアコンテナフォーマットのこと。高品質な映像を再生できるのが特徴です。
クリックすると保管場所をたずねられます。

変換ボタンを押すとファイル変換が始まります。
ただし一点注意しておきたいのは、ファイル変換はいわゆるリッピングにあたる機能。
前述のように著作権法のもろもろに抵触する可能性も大きいので、利用にあたっては慎重な検討を強くおすすめします。
ISOファイルから再生する
ISOファイルなどから直接再生する場合は、「ファイルを開く」ボタンをクリックします。

動画系のファイル以外はグレーアウトされるため、目当てのファイルを探しやすくなっています。
Leawo Blu-ray Playerの各種設定について
Leawo Blu-ray Player for Macはトップの設定ボタンより、各種設定の変更や機能の使用を選べます。
再生機能やビデオ出力やオーディオ出力といったオーソドックスな設定の他にも、アスペクト比やリージョン設定などを手動で変更できます。

またスクリーンショットの保存先を変更できたり、スキンを選べるなど、細かい設定変更も可能です。
Leawo Blu-ray Player for Macレビューまとめ
今回、Leawo Blu-ray Player for Macを一通り利用してみましたが、非常にシンプルで使いやすいソフトウェアだと感じました。
画面構成や操作方法もオーソドックスなので、よい意味で普通に使えるソフトだと思います。
Leawo Blu-ray Player for Macには無料体験版が提供されているので、まずはこちらで試してみるとよいでしょう。
またLeawo SoftwareはMacのブルーレイ関連ソフトを多数リリースしています。
同時購入でお得になるので、Leawo Blu-ray Player for Mac の購入をお考えの方は、ぜひあわせて他の製品をチェックしてみることをおすすめします。