WordPressでの物販アフィリエイトに必須なのが商品リンクの作成プラグイン。
作成プラグインが優秀だと作業効率が飛躍的に向上しますし、デザインがよければ当然売上にも直結してきます。
この記事では商品リンク作成プラグインとして、いまやブログアフィリエイト界の標準と言えるほどにまでなった『Rinker』についてご紹介します。
このブログでももちろん導入させてもらっており、とくにこのブログはAmazonデバイス関連の記事が多いので、Amazonアソシエイトの商品リンクを多数使いまわしていますが、リンクの管理はRinkerあってのもの。
ともかくRinkerにはお世話になっています。
Rinkerは大変優れたツールですし、そのうえ無償で(!)公開されていますので、とくにブログを始めたばかりの方はWordPressの初期設定とあわせて入れておくのが吉だと思います。
少しでも早く使い方に慣れて、どんどん売上に繋げていきましょう。
Rinkerとは?
あらためてRinkerを紹介すると、RinkerとはAmazonや楽天などの商品リンクを簡単かつきれいに作成できるWordPressプラグイン。
普通に作るとわりと面倒な物販系アフィリエイトリンクを、Rinkerを使うことで簡単に、かつより美しく作成できます。
実物はこのような感じ。
Rinkerを導入することで作業時間を大幅に短縮できますし、いまやブログアフィリエイトには必須と言っても言い過ぎではないプラグインですね。
ブログ運営に関する諸々の中でもかなり優先度の高いツールだと思います。
なおRinkerはブログ『おやこそだて』を運営され、WordPressテーマ『THE SONIC』の制作にも携わってらっしゃるやよい(@oyayoi19)さんによって開発されています。
実際にブログを運営している方によって作られているというのもRinkerが使いやすい理由かと思います。
Rinker(リンカー)導入のメリット

ここではRinkerのどういった部分が素晴らしいのかということについて解説していきます。
Rinkerは商品のリンク作成が簡単
Rinkerはまず何と言ってもリンクの作成が簡単です。
商品の検索からURLの取得など、基本的にすべての作業がプラグイン上で完結します。
WordPressの管理画面から移動する必要がないため、タブを行ったり来たりする煩わしさがありません。
とくにURLを取得した後で、そのままリンク先に飛んで遷移先の画面を確認できるのもとても便利ですね。
Amazon、楽天、Yahoo!すべての購入リンクを作成できる
Rinkerは作成されたリンクを見てわかるとおり、Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングのボタンが用意されています。
もちろんこのボタンにはそれぞれのアフィリエイトリンクが埋め込まれています。
つまりRinkerを使えば、一つの商品に対してデフォルトで3つのサービスへのアフィリエイトリンクをまとめて用意できるということです。
これはものすごく大きなメリットのあることなんですよね。
というのも、訪問者の中には「特定のサービスでしか買わない」という方が一定数いるわけですね。
たとえば「自分はネットで商品を買うなら楽天でまとめたい」という方にAmazonの商品リンクをアピールしても購入には繫がりません。
これはものすごい機会損失です。
Rinkerのように複数のサービスをボタンとして並列に設置できれば、購入の取りこぼしを防ぐことができますし、何より読者に対しても親切です。
またデザイン的にもシンプルかつ美しくまとまっているので、ボタンを3つ置いても嫌味になりません。
これをデフォルトのアフィリエイトリンクで別々に置いたりしたらものすごくクドくなってしまいます。
そんな売り込み感の強いの絵面だとなかなかクリックに繫がりそうにないですが、Rinkerだと違和感なく記事中に配置することができます。
どの記事に利用したか管理しやすい
Rinkerはこのようにどの記事でどの商品リンクを利用したかを管理画面から確認できます。

やはり長期間ブログを運営していくと、何の商品をどの記事に貼り付けたかがわからなくなりがちなんですよね。
Rinkerだと一覧画面を見ることで、商品リンクを貼り付けた記事が確認できるので、しっかりと管理できます。
また商品も一目でわかるので、後々の変更や修正に対応しやすいのも利点です。
というのも、デバイスによってはマイナーチェンジが頻繁にあったりするんですよね。
僕が取り扱うことの多いAmazonデバイスなんかもデバイスの種類が多いうえにモデルチェンジも頻繁です。
どの記事に貼り付けたかが簡単に把握できるRinkerはとても助かりますね。
ショートコード化されていて使いやすい
さらにRinkerはショートコードで利用が可能です。
ショートコードとは何?という方には下記の画像を見てもらった方が早いですね。

ショートコードとはあらかじめ登録しておいたコードや文章を短い文字列で呼び出せる機能のこと。
Rinkerでリンクを作成するとカギ括弧([])で囲まれた文字列が割り当てられるので、利用する場合はその文字列をまるっと本文中にコピペすればOK。

これだけで設置は終了です。
めちゃくちゃ長いHTMLコードを本文のHTML中に埋め込んだりということもないので、視認性が高いのもよいですね。
仮にどの記事にRinkerを使っているかがわかったとしても、箇所の特定に手間取ってしまうと少々厳しいですよね。
とくにHTMLに不慣れな方だと後々差し替えるときにどこから切り出せばいいのかの判断もきっと難しいはず。
作業スピードと正確性の向上という面からもRinkerは大きな効果を発揮してくれます。
またショートコード化されていると、同じリンクの使い回しも簡単にできますよ。
任意のリンクを追加することができる
RinkerはAmazonなどの商品リンクのほかに、任意のリンクを2つまで追加できます。
これが非常に便利で、たとえば別のアフィリエイトリンクを追加することができます。
またよく見るのがリンク先を「Amazonのレビュー」としてボタンを追加しているパターン。
慎重な読者だと購入前に「もう少し客観的な情報を仕入れておきたい」と思うものですが、あまりうまくないのがGoogle検索に戻られてしまうこと。
そこでRinkerにAmazonレビューへのリンクボタンを設置することで、レビューに飛んでもらうことができます。
ぶっちゃけ要はAmazonの商品ページに飛んでいるので実質Amazonへのリンクと変わらないのですが、それでも一定の効果は狙えるんですよね。
余談ですけど、アフィリエイトリンク付きのボタンはあえて色違いで2つ用意しておいて、それぞれボタン上の文言は違うけど飛び先は一緒みたいなワザはよくあったりしますね。
Rinker(リンカー)の導入・設定方法
ここではRinkerの導入から設定までを解説します。
Rinker(リンカー)のダウンロード
Rinkerをインストールするためには、まずzipファイルをゲットする必要があります。
Rinkerは『おやこそだて』からダウンロードします。
ダウンロードリンクはページ下部から。

下記の画像の「無料ダウンロード」をクリックします。

このようにログイン画面に移動します。

ダウンロードはBOOTHというプラットフォームを利用しますが、BOOTHに登録するためにはpixiv IDが必要です。
持ってない方はまずpixiv IDを作る必要があります。
pixiv IDでBOOTHにログインし、ダウンロードページからzipファイルをダウンロードします。
Rinker(リンカー)のアップロード
WordPressのダッシュボードから「プラグイン」>「新規追加」でプラグインの追加画面に移動します。

「プラグインのアップロード」>「ファイルを選択」でダウンロードしたzipファイルを選択し「今すぐインストール」でアップロードします。

アップロードが終了したら有効化して完了です。
まとめ:Rinkerを導入して物販アフィリエイトをスタートさせよう
この記事ではRinkerのアピールポイントをご説明するとともに、インストールの方法までを解説しました。
具体的な使用方法についてはまた別に記事にしたいと考えておりますが、設定をお急ぎの方は公式マニュアルを参照していただければと思います。
Rinkerは超優秀なプラグインで無償で公開されているのが信じられないくらいですが、ブロガーの強い味方として収益化を応援してくれる存在です。
とくにAmazon系アフィリエイトは、ブログをスタートさせたばかりの初心者ブロガーにとってはもっとも収益化に取り組みやすいプログラムです。
ぜひRinkerを有効に活用することで、収益化の本格的な第一歩を踏み出しましょう。