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ConoHa WINGでサブディレクトリにカテゴリーを移行して新サイトを開設する手順

雑記ブログはジャンルに縛られないのが醍醐味ですが、その結果特定のカテゴリーの記事がアンバランスに増えてしまうことがあります。

もちろんそのまま運営を継続することもできますが、記事数が増えたカテゴリーは切り出して別サイト化するのも一つの方法です。

肥大化したカテゴリーを特化ブログ化することにより、以下のメリットを得ることができます。

  • Googleからサイトの専門性を認識されやすい
  • 回遊率がアップしやすい
  • 広告主やメーカーに認知されやすい

特に現在のGoogleのサイト評価は特化ブログに優位な傾向があります。

元のブログが雑記色が強い場合は、ジャンルごとに運営していく方がサイトの力を最大化できると言えるでしょう。

またサイト分割にはいくつかの方法がありますが、今回ご紹介するのが「サブディレクトリに新規ブログを作成する」という方法です。

当ブログでも特定カテゴリーをサブディレクトリへ移設し、現在ではメインドメイン&サブディレクトリ×2の計3サイト体制で運営しています。

本記事では、元サイトから新サイトに記事を移行する方法についてもあわせて解説しますので、サブディレクトリへの移行を検討している方はぜひ参考にしてください。

サブディレクトリとは何か?

「サブディレクトリ」とは、ドメインの直下に作られた階層のこと。

URLで表すと、以下の「https://yonoi.com/vod/」の「vod」の部分を示します。

  • メインのドメイン:https://yonoi.com/
  • サブディレクトリ:https://yonoi.com/vod/

これは当ブログの直下に「https://yonoi.com/vod/」のURLでもう一つサイトがあることを示しており、これをサブディレクトリと言います。

つまり入れ子のようなかたちでドメイン内にもう一つサイトが作成されており、それぞれ独立したWordPressサイトとして運用できます。

もちろん「https://yonoi.com/」と「https://yonoi.com/vod/」は別サイトとして、それぞれがそれぞれのサイトのトップページとなります。

サブディレクトリとサブドメインについて

今回はカテゴリーの移行を「サブディレクトリで」と決めていますが、下記の選択肢についても触れておきます。

  • 新規ドメイン
  • サブドメイン
  • サブディレクトリ

特定のサイトから記事を抜き出して他のサイトへと移設する場合、本来は上記の3種類の選択肢が存在します。

たとえば「https://yonoi.com/」から記事を移行する場合を例にしてみましょう。

新規ドメイン、サブドメイン、サブディレクトリでそれぞれ次のようなURLが考えられます。

  • 新規ドメイン:https://yonoi-vod.com/
  • サブドメイン:https://vod.yonoi.com/
  • サブディレクトリ:https://yonoi.com/vod/

新規ドメインは文字どおり全く新規にドメインを取得します。

理解しやすく、移設の手間がかからないのがメリットです。

一方で性質の違いが分かりづらいのが、サブドメインとサブディレクトリ。

両方とも既存のドメイン内にサイトを作るイメージですが、詳しくは下記の違いがあります。

  • サブドメイン:
    元のドメインのジャンルと異なるテーマを取り扱いたい場合に適している。ドメインパワーの相互作用は大きくないと言われている。
  • サブディレクトリ:
    元のドメインと関連するテーマを取り扱いたい場合に適している。ドメインパワーの相互作用は大きく働く。

たとえば「https://kakaku.com」を例に見てみましょう。

価格.comはガジェットを中心とした価格比較サイトですが、保険なども取り扱っています。

しかし保険は価格.comのメインコンテンツであるガジェット類とやや性質が異なるため、サブドメインとして下記のURLが割り当てられています。

  • 価格.com 保険:https://hoken.kakaku.com/

一方で、家電製品やPC製品は価格.comのメインテーマの範疇にあるものなので、サブディレクトリとして運用されています。

  • 価格.com 家電製品: https://kakaku.com/kaden/
  • 価格.com PC製品: https://kakaku.com/pc/

このようにサブドメインとサブディレクトリは期待される性質が異なるため、運用にあたってはどちらを選ぶべきか適切に決める必要があります。

とここまで長々と解説してきましたが、サブドメインとサブディレクトリの区分けに厳密な違いはないという意見もあったりします。

» サブドメインとサブディレクトリの違い・正しい使い分けについて|キーワードファインダーSEOブログ(外部サイト)

Googleに近い方から出ている話でもあるので、一定の信頼性はあると見てもよいかもしれません。

メインブログからサブディレクトリへ記事を移行する方法

それではここからは、WordPressで構築したメインブログからサブディレクトリサイトへ記事を移設する方法について解説していきます。

なお今回の解説では、サーバーはConoHa WINGを利用しています。

サブディレクトリ開設の手順は以下の通りです。

  • ①サーバーにWordPressをインストールする
  • ②検索エンジンのインデックスを回避設定する
  • ③移行元サイトから記事と画像を出力する
  • ④移行先サイトへ記事をインポートする

それぞれ詳しく解説します。

サーバーにWordPressをインストールする

まず最初にサーバーにWordPressをインストールします。

ConoHa WINGのコントロールパネルにログインし、下記のとおりメニューを選択します。

  • 「サイト管理」>「サイト設計」>「WordPress」

ConoHa WING:コントロールパネル

ドメインを複数運用している場合、最後のログインの時に選択されたドメインが表示されます。

作業を行うドメイン以外が表示されている場合は、「切り替え」より表示ドメインを切り替えてください。

ConoHa WING:コントロールパネル(サイトの切り替え)

「WordPress」より「+WordPress」をクリックします。

ConoHa WING:コントロールパネル(+WordPressのクリック)

インストールの設定画面が表示されるので、必要事項を入力していきます。

ConoHa WING:コントロールパネル(WordPressインストール設定)

  • インストール方法:新規インストールを選びます
  • バージョン:最新のバージョンを選びます
  • URL:wwwの有無を選び、任意のサブディレクトリ名を入力します
  • サイト名:サイト名称を入力します。
  • メールアドレス:利用するアドレスを入力します
  • ユーザー名:任意のユーザー名を入力します
  • パスワード:任意のパスワードを入力します
  • データベース:データベース名、ユーザー名、パスワードに任意の文字列を入力します。
  • コントロールパネルプラグイン:任意
  • 自動キャッシュクリアプラグイン:任意

WordPressのバージョンは特に理由がなければ最新のものを選んでおけばOKです。

またここで入力したサブディレクトリ名が新サイトのトップページURLになります。

入力後、「保存」をクリックするとインストールが開始します。

インストールが終了すると、コントロールパネルの一覧にURLが表示されるので、結果をチェックしておきましょう。

ConoHa WING:コントロールパネル(WordPressインストール後の稼働チェック)

ステータスが「稼働中」になっていればOKです。

検索エンジンのインデックスを回避設定する

WordPressのインストールが終わったら設定変更により、サイトが検索エンジンへインデックスされないようにします。

WordPressのメニューより、「設定」>「表示設定」をクリックします。

WordPress:設定>表示設定

「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れ、「変更を保存」します。

WordPress:サイトのnoindex設定

短時間で一連の作業が済む場合は不要との見方もありますが、謎にサイトのインデックスが早いことがあるので、やっておいた方がよいと思います。

なお同一内容の記事が移行元、移行先の両方で公開状態となった場合、Googleからコンテンツの重複と見なされてしまうことがあります

最悪の場合はペナルティの対象となる可能性もあるため、まず最初にインデックス回避を設定しておきましょう。

移行元サイトから記事と画像を出力する

移行元のWordPressサイトから記事と画像を出力(エクスポート)します。

出力は、プラグイン「DeMomentSomTres Export」を利用すると便利です。

WordPressプラグイン:DeMomentSomTres Export

「DeMomentSomTres Export」を使うと、記事をカテゴリーごとエクスポートできます。

WordPressプラグイン:DeMomentSomTres Exportによるエクスポート

もちろん画像も含めて出力でき、また選択方法によっては、投稿日時やステータスによって絞り込みもできます。

WordPressプラグイン:DeMomentSomTres Exportによるエクスポート設定

エクスポートは下記のコンテンツで実施しておけばOKでしょう。

  • 投稿
  • 固定ページ
  • 商品リンク

ちなみに「商品リンク」からはRinkerに登録した商品情報とIDがエクスポートできます。

あわせて出力しておきましょう。

「エクスポートファイルをダウンロード」をクリックすると、ファイルがダウンロードされます。

移行先サイトへ記事をインポートする

今度は移行先のサイト(新サイト)へファイルをインポートします。

移行先のWordPressサイトにログインし、「ツール」>「インポート」をクリックします。

WordPress:ツール>インポート

一覧の中の「WordPress」の「今すぐインストール」をクリックすると、「インポーター」がインストールされます。

WordPress:インポート>今すぐインポート

「インポーターの実行」をクリックすると、「WordPressのインポート」へ画面が遷移するので、「ファイルを選択」をクリックします。

「DeMomentSomTres Export」でエクスポートしたファイルを選択し、「ファイルをアップロードしてインポート」をクリックします。

WordPress:インポートするファイルを選択する

「投稿者の割り当て」画面が開くので、「あるいは投稿を既存のユーザーに割り当てる」から移行先の投稿者を選びます。

また「添付ファイルをダウンロードしてインポートする」にチェックを入れることで、画像もあわせてインポートできます。

WordPress:インポートした記事の投稿者名を設定する

「実行」を押すとファイルの記事データがインポートされます。

なおインポートに使った「インポーター」ですが、プラグイン「WordPressインポートツール」としてインストールされています。

インポート作業が終わったら不要なので、削除しておくことをおすすめします。

メインブログからサブディレクトリへ記事移行した後に必要な設定

メインブログからサブディレクトリへ記事をエクスポートした後は、いくつかの設定作業が必要です。

ここでは以下の作業について順番に解説していきます。

  • ①パーマリンク設定を反映させる
  • ②テーマ・プラグインをインストールし設定する
  • ③内部リンクを修正する
  • ④移行元から移行先へ301リダイレクトを行う
  • ⑤移行元のオリジナル記事を下書きに変更する
  • ⑥検索エンジンのインデックス回避を解除する

パーマリンク設定を反映させる

WordPress自体のパーマリンク設定が終わっていないので、パーマリンク設定を行います。

パーマリンクをどう設定しているかはユーザーごとに異なりますが、多くの方は記事ごとに任意の文字列を指定しているかと思います。

この場合はWordPressで「投稿名」設定に変更する必要があります。

WordPress:パーマリンクの設定(投稿名)

変更はメニューから「設定」>「パーマリンク設定」>「投稿名」にチェックを入れ保存します。

この設定変更により、インポートした記事も以前に指定したパーマリンクを引き継ぐことができます。

またパーマリンク設定についての詳細は以下の記事を参考にしていただくとよいかと思います。

» WordPressのSEO面で最適なパーマリンクの設定方法|バズ部(外部リンク)

テーマ・プラグインをインストールし設定する

テーマやプラグインをインストールします。

サブディレクトリはドメインのWordPressサイトとは独立した管理となるため、異なるテーマやプラグインをインストールできます。

内部リンクを修正する

記事内の内部リンクの修正を行います。

ほとんどの場合は手動で対応するかたちになるかと思いますが、URLにカテゴリ名が入る場合は、プラグイン「Search Regex」を使うと一気に置き換えができて便利です。

また画像をインポートした場合は、あわせて画像URLをチェックしておくことをおすすめします。

私がインポートした際はURLが置き換わってない画像リンクが多く発見されました。

サブディレクトリサイトとはいえ、外部サイトの画像を読み込んで自サイトの記事内に掲載しているかたちとなるため、修正しておいた方が無難です。

移行元から移行先へ301リダイレクトを行う

次に移行元の記事URLから移行先の記事URLへ301リダイレクトをかけます。

301リダイレクトにはいくつかの方法がありますが、もっとも安心でメジャーな方法がプラグインを使った方法です。

またConoHa WINGにはサーバーの機能としてリダイレクト機能が設けられているので、そちらを使うのもよいでしょう。

301リダイレクトの方法については下記の記事で詳しく解説しているので、参考にご覧ください。

» WordPressで301リダイレクトをする最も簡単な方法を解説

移行元のオリジナル記事を下書きに変更する

リダイレクト設定が終わったら、移行元の記事を下書きに変更します。

検索結果にインデックスされている記事URLは1ヶ月もあれば新URLへと置き換わります。

検索エンジンのインデックス回避を解除する

「設定」>「表示設定」で行った検索結果へのインデックス回避設定を解除します。

これを忘れるといつまで経っても新サイトがインデックスされないので、確実にやっておきましょう。

サブディレクトリ運用のメリット

冒頭で触れたサブディレクトリ運用のメリットについて触れておきます。

メリット①:Googleからサイトの専門性を認識されやすい

Googleはサイトを評価するにあたり、サイトの専門性を見ていると言われています。

特定のテーマに沿ったコンテンツを揃えることで、検索エンジン上での評価も高まることが期待できます。

メリット②:回遊率がアップしやすい

サブディレクトリ運用というよりも特化ブログに関する話かもしれませんが、特定のテーマに沿ったサイト運営をすることで、訪問者の期待感を満たしやすくなります。

また特定テーマに興味をもって訪問したユーザーに対し、興味に沿ったコンテンツを無駄なく提示できるため、回遊率の上昇にもつながります。

メリット③:広告主やメーカーに認知されやすい

個人的にこれがもっとも効果が高いと感じるところですが、特化ブログ化することで、広告主やメーカー、ASPに認知されやすくなります

たとえばレビュー記事の掲載依頼をするにしても、雑記ブログだとアピールポイントをなかなか作れません。

交渉一つ取っても、特化ブログとしてジャンルを明確にした方がやり取りは捗るでしょう。

また被リンクをゲットできた場合でも、別ドメインの場合は相互に効果が作用しづらいのがデメリット。

サブディレクトリであれば、ドメインパワーを一ドメインに集約できるので、より短期間で大きな力を得られます。

サブディレクトリ設定でよくある質問

サブディレクトリで新サイトを運営する場合によくある質問についてです。

サブディレクトリに移した記事の検索順位は変わりますか?

適切に301リダイレクトをかけられれば、検索順位はそのまま引き継がれます。

もちろん日々変換する微妙な順位変動は受けますが、サブディレクトリに移動したことによる順位低下はないと考えてよいでしょう。

301リダイレクトの設定はどのタイミングで解除すればよい?

301リダイレクトを解除するならば、検索結果のURLが新URLに置き換わったタイミングでよいと思います。

ただし注意しておきたいのが、その記事が受けている被リンクです。

元のURLに対して発リンクされているので、301リダイレクトを解除した時点で移行元サイトで404 Not Foundとなり、移行先の記事へリンクの効果が受け渡されなくなります。

無効な被リンクとなってしまうため、リダイレクトを解除する場合は被リンクの有無をよく確認する必要があります。

ASPに新サイトを別に登録した方がよい?

この辺りのルールはASPによって異なります。

個別に確認しておいた方が無難だと思われます。