サービスの基本的なことやメリット、デメリットを知りたい!
dTVは超大手携帯キャリアのドコモの運営する動画配信サービス。
月額500円(税抜)で120,000作品を視聴できる、圧倒的なコスパが魅力のサービスです。
この記事ではdTVについて、以下の内容を解説します。
- dTVはどんなサービスか
- dTVのメリット・デメリット
- dTVの評判や評価
dTVはドコモが手がけているサービスであること、また月額料金が安価なことから何となく「スマホで視聴する」イメージの強いサービスです。
ヨノイ
しかしdTVは国内サービスの中でもいち早く4K配信に対応するなど、大画面で楽しめる動画配信サービスとしての基礎づくりをしてきたサービスでもあります。
本記事ではdTVのメリットとデメリットを分かりやすく解説していきますので、登録をお考えの方はぜひ参考にしてください。
dTVとはどんなサービス?
まず始めに、dTVのサービス内容について見ていきましょう。
dTVのサービス内容は以下のとおりです。
月額料金 | 550円(税込) |
---|---|
配信本数 | 120,000作品以上 |
レンタル課金の有無 | 見放題+レンタル課金 |
無料トライアル | 31日間 |
画質 | SD画質、HD画質、4K画質 |
ダウンロード機能 | ◯ |
同時視聴 | × |
対応デバイス | Windows、Mac、スマートフォン・タブレット(Android・iOS)、Chromecast、Amazon Fire TV、Fire TV Stickシリーズ、Apple TV、ドコモテレビターミナル、dTVターミナル、Nexus Player、ひかりTVチューナー、光BOX+など |
ポイント付与 | × |
支払い方法 | ドコモ払い、クレジットカード |
dTVの大きな特徴は、月額550円という圧倒的な安さと配信作品数120,000本というコンテンツ数の多さです。
またdTVの実質的な運営は音楽制作会社のエイベックス・グループが行っており、カラオケやコンサート映像などの音楽系コンテンツに強みを持つのも特色です。
なお、dTVは月額見放題のサービスですが、配信されている全てが見放題対象ではなく、最新作など一部の作品は有料レンタル作品として配信されています。
ヨノイ
また、dTVは登録にdアカウントが必要なので、契約するスマホがドコモ以外のユーザーは、まずdアカウントを作成する必要があります。
支払い方法に関しても、ドコモ以外のユーザーはドコモ払いが利用できないため、クレジットカード払い一択となる点にも要注意です。

dTVのメリット
ここからはdTVのメリットについて見ていきましょう。
dTVのメリットは以下のとおりです。
- 月額料金550円(税込)で視聴できる
- 120,000作品もの動画を配信
- ミュージックビデオやオリジナル番組、スピンオフ作品が豊富
- DAZNとセット契約で月額料金が割引になる
- ダウンロード機能でオフライン視聴ができる
- 倍速再生が可能
- オリジナルVRコンテンツ「dTV VR」を視聴できる
それぞれについて詳しく解説していきます。
【メリット①】月額料金550円(税込)で視聴できる
dTVは月額料金が激安。
毎月550円(税込)という驚異の低価格で利用できます。
以下のように他の動画配信サービスと比較してみても、かなり割安です。
サービス名 | 月額料金(税込) |
---|---|
Amazonプライムビデオ | 500円 |
dTV | 550円 |
Netflix(ベーシックプラン) | 880円 |
FODプレミアム | 976円 |
Paravi | 1,017円 |
Hulu | 1,026円 |
U-NEXT | 2,189円 |
動画配信サービスの月額料金は、1,000円前後が平均的。
高いサービスではは2,000円以上になるところを、かなり低価格に抑え込んだ価格設定です。
ヨノイ
ただしdTVは完全な月額見放題ではなく、配信作品には有料レンタル作品を含む点には要注意です。
有料コンテンツについての見解はユーザーによって分かれるでしょうが、配信そのものがなければ見る・見ないの選択すらできません。
それを考えると、レンタルとは言え、最新作の配信をしてくれるのは歓迎できる対応でしょう。
【メリット②】120,000作品もの圧倒的な動画配信数
dTVの配信本数は120,000作品以上。
配信作品の圧倒的な多さは、他の動画配信サービスよりも頭ひとつ抜けています。
ちなみに他のサービスと比較すると以下のとおり。
動画配信サービス | 配信本数 |
---|---|
U-NEXT | 200,000本以上 |
dTV | 120,000作品以上 |
Hulu | 70,000本以上 |
FOD PREMIUM | 30,000本以上 |
Amazonプライムビデオ | 推定10,000本以上 |
ともかく沢山の動画作品を視聴したいという方にとっては、dTVはおすすめできる選択肢の一つです。
【メリット③】ミュージックビデオやオリジナル番組・スピンオフ作品が充実
dTVは音楽系の動画やオリジナル番組が豊富なのもポイントです。
- コンサート映像やカラオケが見られる
- 地上波バラエティのオリジナル番組や邦画のスピンオフ作品などが充実している
- Beeマンガというマンガを動画化したコンテンツが見られる
dTVは実質的な運営をエイベックスが行っていることもあり、音楽系のコンテンツがかなり充実しています。
国内外のアーティストのライブ映像やミュージックビデオをはじめとして、カラオケ配信など多くの動画が配信されています。
とくにエイベックス所属のアーティストの映像はかなりの数が取り揃えられています。
90年代以降のエイベックスの中心的アーティストの映像が目白押しなので、J-POP好きのユーザーはぜひチェックしてみましょう。
ヨノイ
またdTVでは、映画やドラマのスピンオフ作品や、地上波バラエティのオリジナル番組なども多数配信されています。
dTVの前身のBeeTVで配信されたスピンオフ作品などもdTVに引き継がれており、ここでしか見られない番組を視聴できます。
その他には「Beeマンガ」と呼ばれるマンガを動画化したコンテンツが配信されるなど、独自性のあるコンテンツがあるのもdTVの特色です。
「Beeマンガ」は漫画のコマをパラパラ漫画のように再生し、そこに声優さんが声を入れている紙芝居的な半動画作品。漫画を動画のように視聴できます。
【メリット④】DAZN(ダゾーン)とセットで契約すると割引価格に
スポーツ特化の動画配信サービス、DAZN(ダゾーン)。
DAZNはドコモユーザー向けに価格が割引された「DAZN for docomo」を展開しており、dTVとセットで契約すると、割引価格が適用されます。
dTV + DAZN for docomo | DAZN for docomo | DAZN(一般料金) | |
---|---|---|---|
ドコモ利用者 | 1,280円(税抜)…200円割引 | 980円(税抜) | 1,750円(税抜) |
非ドコモ利用者 | 2,050円(税抜)…200円割引 | 利用不可 |
ドコモユーザーの場合は、dTVとDAZN for docomoをあわせて契約することで、月額1,280円で利用可能。
DAZNの一般料金が1,750円(税抜)であることから考えても、かなりの割安価格で利用できます。
なお非ドコモユーザーは、「DAZN for docomo」単体での利用ができません。
dTVとDAZN for docomoも月額2,050円となってしまいますが、それでも通常と比べて200円引きで契約が可能。
スポーツコンテンツも視聴したい方にはお得なプランです。
【メリット⑤】ダウンロード機能によるオフライン再生が可能
dTVアプリにはダウンロード機能が備えられています。
このダウンロード機能であらかじめ動画をダウンロードしておくことで、オフライン再生による視聴が可能です。
もちろん4G回線での動画視聴も可能ですが、通信容量を大きく消費してしまうため、あまりおすすめできる視聴方法ではありません。
各画質で1時間ストリーミング再生した場合の通信量の目安は以下です。
【標準画質】約450MB
【高画質】約900MB
【最高画質】約1.4GB
出先で視聴したい場合には、あらかじめ自宅のWiFi環境でダウンロードしておくことで、通信することなくオフラインでコンテンツを楽しめます
またダウンロードする際には動画の画質を設定できるため、端末のストレージ残量にあわせてさらにデータ容量や通信容量を抑えられます。
【メリット⑥】倍速再生が可能
dTVのコンテンツは倍速再生が可能です。
再生速度は下記の3段階で変えられます。
- 標準
- 1.5倍
- 2.0倍
dTVの動画は、倍速再生でも音声付きで再生できます。
チェックしたいけどゆっくり見る暇がない、限られた時間の中で多くの作品を消化していきたい、といった場合にはかなり便利な機能です。
【メリット⑦】オリジナルVRコンテンツ「dTV VR」が観られる
別アプリ「dTV VR」をスマホにダウンロードすることで、VRコンテンツを楽しめます。
まだコンテンツ数は多くはありませんが、大手の動画配信サービスによるVRコンテンツの配信は珍しく、挑戦的な試みと言えます。
VRで音楽ライブや人気アーティストのミュージックビデオなどを360度パノラマで体感できるので、VR端末が手元にある方はぜひ体験してみましょう。
dTVのデメリット
dTVのデメリットとしては以下が挙げられます。
- 同時視聴ができない
- 対応端末にゲーム機がない
- 支払い方法の選択肢が少なくクレジットカードかドコモ払いのみ
それぞれについて解説していきます。
【デメリット①】複数の端末からの同時視聴ができない
dTVは同時視聴ができません。
たとえばU-NEXTやNetflixは最大4台までの同時視聴に対応していますが、dTVは一つの契約につきアカウントは一つのみ。
複数の端末を使った同時視聴はできません。
ヨノイ
また同時視聴に対応してない動画配信サービスでも、たとえばHuluのようにストリーミング再生とダウンロード再生を並行して利用できる場合があります。

しかしdTVでは、ストリーミング再生とダウンロード再生の同時再生にも非対応。
どのような方法を用いても、同時視聴はできません。
誰かが視聴中は別デバイスでも視聴できないので、個人使用向きなサービスです。
家族で共有したい場合は別サービスを検討した方がよいでしょう。

とくにU-NEXT、Netflixは4台までの同時視聴に対応しており、多人数での家族共有に向いています。

【デメリット②】対応端末にゲーム機がない
dTVはPS4などのゲーム機向けにアプリ配信をしていません。
そのためゲーム機を介してテレビに出力できず、テレビ視聴するためには専用のデバイスを新たに用意する必要があります。

おすすめの代表的なデバイスはAmazonの「Fire TV Stick」。
以下の記事ではセットアップの方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

【デメリット③】支払い方法がクレジットカード払いかドコモ払いのみ
dTVでは、支払い方法がドコモ払いとクレジットカードの二択しかありません。
ドコモ払いはドコモユーザーしか利用できないので、ドコモ以外ユーザーの場合は支払い方法はクレジットカードに限定されるかたちになります。
つまりドコモ以外のユーザーの場合は、クレジットカードを持ってない方はdTVを利用できません。
クレジットカードのないユーザーは他の動画配信サービスを検討しましょう。

dTVの評判や評価は?
ここまでdTVのメリット・デメリットを見てきましたが、それを踏まえつつ、ユーザーの実際の評価や評判について見てみましょう。
dTVのよい評判・評価
dTVで毎年恒例のクリマイ配信始まってたひゃっほい!
他にも観たかった映画の配信もされてるぅ。『RAW』とか気になってたのに観に行かなかったから最高なんですけど pic.twitter.com/0b2CUzqtAa— ちま (@al__tarf) December 7, 2020
え、これってもしやアニメのFinal seasonといことでよろしいですか?
やばいdTV様様じゃん。最高。season1からまた見直そうかな。
ありがとうございますdTV様 pic.twitter.com/u0g2gwxbVL— みさ🤟 (@Misa_NRKT) December 4, 2020
Amazonのブラックフライデーセールで、悩みに悩んどったファイヤースティックTV買ったんやけど。最高すぎて😂😂dTVもテレビで観れるようになって、アンパンマンに食い付きまくる2人。録画したやついちいちつける億劫さなくなって、ありがたや🙏🙏
— あや (@t000da) December 7, 2020
数年ぶりに観た。素晴らしい
何故か猫のジョーンズは助かる物語#dTV エイリアンhttps://t.co/kOwAaqgJ5S— かんたろう (@s_s_Kantarou) December 3, 2020
やはりdTVを評価する声の多くは「たくさんの作品が見られる」といった内容のものが中心でした。
またジャニーズ系のドラマや若手俳優作品などにも強みがあり、とくに女性からの指示を集めています。
dTVのよくない評判・評価
1話ごとにエラーログ落ちするし、ログインしたらしたで今見てたやつが視聴中から消えるし、アプデして字幕と吹替の切替めんどくなったし、今なんか見ようとしたら動かないし、なんか最近dtv最悪や。。。#dtv#動かん#見づらい#使いづらい
— powder Snow (@powderSnoww) February 11, 2020
dTV最悪。
ウォーキング・デッド見る為に加入してたのに、いつの間にか1話レンタルになってる…。
huluに乗り換えよ。— ミカンマン (@micakocami) October 22, 2018
dTV画質最悪やな
— 良質な睡眠 (@znznokay_chauwa) December 2, 2020
dTVに対する否定的な声としては、システム面に関するものが散見されました。
とくに画質に関するものがいくつも見られたのが気になるところ。
ユーザー側の回線の品質にも関わるところではありますが、サーバーの耐久力がやや弱いのかもしれませんね。
ヨノイ
まとめ:dTVはリーズナブルな月額料金でたくさんの動画を見たい方におすすめ
dTVは他と比較しても最安級にリーズナブル。
動画配信サービスの中でも最も利用しやすいサービスの一つです。
また配信されている作品数も多く、その分多様な好みをカバーできるのも強みです。
「あまりお金をかけたくないけど動画配信を楽しみたい」「特定の俳優やアイドルを追いかけたい」という方にとっては大いにおすすめできるサービスです。
ヨノイ
またdTVでは、31日間の無料お試しを実施しています。
無料トライアルは気軽にサービスを体験できる絶好の機会なので、登録したことのない方はぜひ登録してみましょう。

なお、動画配信サービスの無料トライアルは縮小傾向がトレンド。
2019年末にNetflixが無料トライアルを廃止したのを皮切りに、無料期間を短縮するサービスが続いています。
ここ最近で無料トライアルを縮小した動画配信サービスは下記のとおり。
サービス名 | 変更後 | 変更前 | 変更日 |
---|---|---|---|
Netflix | なし | 1ヶ月間 | 2019年12月3日 |
Paravi | 2週間 | 30日間 | 2020年2月25日 |
FODプレミアム | 2週間 | 1ヶ月間 | 2020年5月11日 |
そんな中、dTVは31日間という長期間の無料おためしを維持してくれています。
無料トライアルの短期間化は業界全体の流れ。
dTVの無料トライアルは手続きも簡単ですので、サービス内容が気になる方は早いうちに体験することをおすすめします。
なお「無料トライアルって2回目は利用できないの?」という疑問に答える記事はこちら。

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