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動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

動画配信サービスで若干居心地の悪い感じになるのが動画の画質に関する話題。

何となく分かった気になってるけど実はいまいち分かってないことの筆頭ではないでしょうか。

もちろんSDよりかはHDの方が綺麗なのはわかるし、HDよりかは4Kの方が綺麗なのもわかります。

でもHDとフルHDの違いは…?

HDの画質ってDVD相当?それともブルーレイ相当?

などなど。

また厄介なのが、動画配信サービスによっては画質をはっきり書いてくれてない場合があること。

「きれい」とか「すごくきれい」とか何やねん、という…。

正直わかりづらいわけですが、動画の画質は体験の質に直結するところ。

劣悪な画質だとせっかくの映像作品も物足りなくなってしまいかねませんし、やはり映像のクオリティに関することはこだわっておきたいところですよね。

そこでこの記事では動画の画質について解説するとともに、描く動画配信サービスの配信状況についても整理してみました。

読者の皆さまの参考になれば幸いです。

動画の画質を縦×横の「解像度」で整理

動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

動画配信サービスで画質を品質をあらわす際によく使われる「解像度」。

動画における解像度とは、動画の縦横のピクセル数(画素数)のことを言います。

画面解像度が高いということはそれだけ沢山の画素で映像を表現していることになりますので、その分画面が高精細になります。

動画をより細かい点で描いているわけなので、より美しく表現できるというわけです。

動画配信サービスでよく使われる解像度について整理してみます。

フォーマットフォーマット名解像度画素数ピクセル数
SDStandard Definition720×480480p34万5600
HDHigh Definition1,280×720720p92万1600
フルHDFull High Definition1,920×1,0801,080p207万3600
UHDUltra High Definition3,840×2,1602,160p829万4400
4K
(DCI4K)
4,096×2,1602,160p884万7360

もちろん規格はこれ以外にも多く存在しているのですが、今回は動画配信サービスの理解を優先した記事なので、できるだけ省略。

本来は2Kとかそういった規格もあります。

実際に画像で比較してみるとこのような感じ。

動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

画像の高精細度で言えば、4K>UHD>フルHD>HD>SDになりますね。

この中で4KとUHDがいわゆる「4K」と呼ばれます。

4KとUHDの違いとは?

いわゆる「4K規格」には「4K」と「UHD」(もしくはUHD4K)と表記されるものがあります。

現状これらのフォーマットはそれぞれ4Kとして見なされますが、厳密に言うとこれら2つは異なるもの。

UHDはテレビ放送向けの4K解像度として定められた規格で、既存のフルHDを縦横2倍に拡張する形で規定されたものです。

UHD4Kのピクセル数

  • (フルHDのピクセル数:1,920×1,080) × 2倍 = UHDのピクセル数:3,840 × 2,160ピクセル

一方4Kはデジタルシネマ規格で、PC演算処理がしやすくなるよう、16の倍数で解像度を設定されたものです。

そのため解像度は4,096 x 2160ピクセルとして規定されています。

「フル4K」と表記されている場合もありますね。

フル4Kはもちろんのこと、UHDも横幅がほぼ4,000ピクセルということで、「4K」として呼称されています。

「dpi」「ppi」(画素密度)は解像度の密度を表す単位

解像度の単位としてよく使われるものに、「dpi」と「ppi」があります。

これは解像度の密度を表す単位。

言葉の意味を解説すると下記のとおり。

解像度の単位

  • dpi(ドット・パー・インチ):1インチあたりに含まれるドット数
  • ppi(ピクセル・パー・インチ):1インチあたりに含まれるピクセル数

ちなみに1インチは2.54cm。

またドットとはインクのドットのことを指します。

印刷物を拡大していくと微細な点(ドット)が集まって表現されていることがわかりますが、その点が「ドット」です。

ピクセルは同様にディスプレイの最小単位の粒のことですね。

たとえば72ppiであれば、1インチが72ピクセルで構成されているということ。

要は基準となる面積がどれだけの細分化されているかということを表しており、当然数が多い方が色をたくさん塗り分けられることになります。

「dpi」「ppi」(画素密度)は解像度の密度を表す単位

dpiも考え方は同じ。

数値が高い方が密度が高いため、滑らかな表示が可能です。

押さえておきたいのは、デバイスのディスプレイでは解像度が変わらないままインチサイズが変わることは普通なこと。

フルHDサイズ(1,920×1,080)の21インチディスプレイと60インチディスプレイは両方とも当たり前に存在します。

当然60インチの方がピクセルは大きくなり、ppiは下がります。

ディスプレイサイズフルHD(1,920×1,080ピクセル)
21インチ105ppi
60インチ37ppi

逆にスマホのように小さいサイズで解像度の高いディスプレイだとppiの値はめちゃくちゃ上がります。

しかし実際に使用するうえではディスプレイとの距離が重要な要素として入ってきます。

動画鑑賞ではディスプレイにはそこまで近づかないですよね。

とくに60インチの大画面で見るなら60インチを見るなりの距離を取るはずなので。

必ずしもそこまで高精細なディスプレイは必要ないということになります。

なおディスプレイにおいてはドットとピクセルはほぼ同じ扱い。

ドット≒ピクセルと考えておいてほぼ不都合はありません。

動画配信サービスの4Kは?

たとえばNetflixはプレミアムプランの画質は4Kとしてアナウンスされていますが、よく確認すると「UHD4K」表記です。

U-NEXT、Amazonプライムビデオも同様に「UHD4K」での配信となっています。

調べてみると動画配信サービスの4Kは「4,096×2160ピクセル」、としているところがあったりしますが、正確には3,840×2,160ピクセルのUHD4Kかと。

フル4Kはアスペクト比がHD、フルHDの16:9とは異なるので、その辺からもフルHDとの上位互換規格ではないですね。

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画質を画素数で整理

動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

動画の画質をあらわす方法としては解像度以外に、走査線数と走査方式で表現されたりします。

画素数の表し方

  • 「有効垂直解像度(有効走査線数)」+「走査方式(pまたはi)」

有効垂直解像度とは、縦の解像度のこと。

つまり「1,920×1,280」であれば「1,920」となります。

もう一つの走査方式とは画面を構成する「走査線」上で画素を光らせる方式のこと。

MEMO
走査線とは、画像を画面に描き出す際に画素を光らせる横1行分の線のこと。つまり1,920pであれば垂直方向に並んだ1,920本の走査線が横方向に走っていることになります。

走査方式には「p」と「i」で表される下記の2種類の方式があります。

2種類の走査方式

  • i:interlace scan(インターレース走査)
  • p:progressive scan:(プログレッシブ走査)

走査方式によってこれらの記号が有効垂直解像度と組み合わさり、「1,080p」「1,080i」のように表現されます。

走査方式「i」と「p」の違い

インターレース走査とは奇数番目の走査線を先に送り、その後で偶数番目の走査線を送る方式。

先に奇数番目の走査線だけが完全に表示され、その後に偶数番目が表示されます。

インターレース走査

要は半分ずつ表示されるわけですが、「視覚的持続」つまり残像により人の目には完全に表示されているように見えます。

インターレース方式はかつて地上波デジタル、BSデジタル、CSデジタルなどで採用されていた方式です。

一方でプログレッシブ走査とは、残像に頼らず走査線を同時に表示する技術。

これによりインターレース方式で見られたちらつきが防止され、よりなめらかな表示が可能になります。

プログレッシブ方式

インターレース方式が画面を半々で順番に表示するのに対し、プログレッシブ方式は一気に画面に表示するので情報量は単純に2倍。

しかし動画の安定感などから現在ではプログレッシブが主流に切り替わっています。

画質が同じならどのサービスでも映像の綺麗さは同じなのか?

動画配信サービスの画質を比較|SD、HD、フルHD、4Kの違いなども解説

同じ作品を同じ画質で見た場合でも、動画配信サービスの間で映像の美しさが異なる場合があります。

理由は下記の2つ。

同じ解像度で美しさが異なる理由

  • ビットレートが異なる
  • コーデック技術が異なる

画像の美しさを決めるのは解像度だけではありません。

それぞれの要因について解説していきます。

ビットレートが異なる

ビットレートとは、1秒間に送受信できるデータ量のことを言います。

動画を美しく再生するためには、たくさんの量のデータを送受信しなければなりません。

MEMO
なおビットレートの割り当ては「映像」と「音声」に任意で振り分けることができます。そのため極限まで映像に振ることで、映像の質は高いけれど音声の質が追いつかないということが起きえます。

そのためビットレートが高い映像は美しくなるのですが、実際は各動画配信サービスでビットレートを意図的に低く設定しています。

これはデータの総受信量を低く抑えるため。

ビットレートを高く設定してしまうと回線がパンクしてしまうため、サービス側でビットレートを調整しているのが実態です。

同じフルHDでも動画配信サービスによって映像に差が出てしまうのは、このビットレートの設定によるのが理由の一つです。

ヨノイ

あのサービスとこのサービスで同じフルHDでも微妙に画質が違うのはこのせい……。

各動画配信サービスでは一般向けにビットレートの仕様は公表していません。

そのためビットレートを比較するためには、同じ作品を視聴した場合のデータの転送量を計測しなければなりません。

つまり「フルHD」で再生するということになっていても、転送量が低い方がビットレートが低いと見なせるということです。

(厳密には次に紹介するコーデック技術の差も考慮すべきですが)

なお各サービス間でのビットレートの差についてはこちらの記事が非常に参考になります。

参考記事:【検証済み】高画質にこだわる人にオススメの動画配信サービス|サムライVOD

機器を使って実際にデータの総受信量を計測することでビットレートの推計を算出しており、貴重なデータではないかと。

また完全なかたちではないものの、Chrome拡張機能を使うことでもビットレートや画質のクオリティを計測できます。

参考 Web VideoMark Chrome ウェブストア

なお上記の拡張機能については、利用に当たっては視聴情報の記録などについて承諾を求められます。

そちらがOKな方のみご利用ください。

他には原始的な方法ではありますが、画質や機器等の条件が同じであれば、目視で確認してみることでもビットレートの違いがわかります。

コーデック技術が異なる

コーデック技術とは、「Compression/DECompression」の略。

日本語に訳すと「圧縮/伸長」になります。

簡単にいうとコーデック技術とは、動画データと音声データを圧縮し復元する技術のことを言います。

実際には各サービス間でコーデック技術に大きな違いはないと言われていますが、高いコーデック技術があれば小さいデータ量で美しい動画を再生できます。

Netflix、U-NEXTなどは4K HDR、Dolby Visionによる配信を開始

動画配信サービスの高画質化にともない、サービスによっては「HDR10+」や「Dolby Vision」といった超高画質規格も採用されるようになりました。

HDR規格とは

HDRとは「High Dynamic Range」(ハイ・ダイナミック・レンジ)の略。

高い輝度幅、つまり明暗の幅を表現できる技術のことで、明るさの異なる複数の映像を組み合わせることで、従来よりもより広い明るさの幅を表現できます。

従来の一般的なSDR(スタンダードダイナミックレンジ)では光の加減によって黒つぶれしたり白飛びしたりするところを、HDR映像では明るい部分と暗い部分のどちらも犠牲にすることなく、より自然でリアルに映像を描写できます。

すでにNetflixやプライムビデオなどでは4K HDRで作成されたコンテンツの配信などが始まっています。

HDR規格の最新規格は「HDR10+」「Dolby Vision」

HDR規格の中でも標準となるのが「HDR10」。

いわゆるHDRと言った場合にはこのHDR10を指します。

このHDR10をベースに、現在では「HDR10+」「Dolby Vision」の2種類が最新規格として展開されています。

MEMO
ちなみにHDR10+は20世紀フォックス、パナソニック、サムスンの3社による共同規格。

一方のDolby Visionはソニーの規格です。

独自規格大好きなソニーがHDR10+にぶつけてきたかたちでしょうか。

それぞれの技術的な違いは下記の記事が詳しく解説してくれているので、ご興味のある方はどうぞ。

参考 4Kテレビ選びの重要ワードHDR=「HDR10」「Dolby Vision」「HLG」って何?価格.comマガジン

動画配信サービスの対応状況

ちなみに各動画配信サービスのHDR規格への対応状況はそれぞれ異なります。

各動画配信サービスの対応は下記のとおり。

VODのHDR規格への対応状況
  • Netflix:Dolby Vision(ドルビービジョン)、HDR10
  • U-NEXT:Dolby Vision(ドルビービジョン)、HDR10
  • Amazonプライムビデオ:HDR10
  • dTV:HDR10

HDR規格に対応しているサービスの中でも、NetflixとU-NEXTがDolby Visionに対応。

一歩先を進んでいる状況ですね。

なおAmazonプライムビデオは北米での配信でHDR10+を採用。

今後は全世界で対応していくことを宣言していますが、残念ながら日本ではまだ対応してないようです。

Dolby Vision(ドルビービジョン)対応デバイスは?

ドルビービジョンとは、ドルビーが手掛ける独自のHDR規格。

最大で1,000倍以上のコントラストを実現しており、驚異的なリアルさで映像を描写できます。

Dolby Visionは以下のデバイスで簡単に視聴できます。

Dolby Vision対応デバイス

  • スマートフォン・タブレット(Android OS)
  • Amazon Fire TV
  • Amazon Fire TV Stick 4K
  • Apple TV
  • Chromecast Ultra
  • Android TV 機能搭載デバイス

基本的には主なテレビ出力用のデバイスで4K対応のものはすでに搭載されているかたちです。

なおDolby Visionに関しては、2020年に入って最新規格の「Dolby Vision IQ」が発表されています。

関連記事:新型Fire TV Stickをレビュー!Alexaに対応でプライムビデオも快適なコスパ最強デバイス!

「ふつう」「きれい」「すごくきれい」などの画質の目安は?

動画配信サービスによっては、画質を明示してないところもあったりします。

たとえばdアニメストアなどは設定でストリーミング再生、ダウンロード再生の画質を選択できるものの、表記は「ふつう」「きれい」「すごくきれい」「HD画質」の4段階。

最高で「HD画質」なので段階的に「ふつう=SD画質」、「きれい、ふつう=SD画質未満」といったところでしょうか。

dアニメストア公式では24分作品での画質とデータ通信量の関係を下記のとおりとしています。

画質とデータ量の目安

  • HD画質:約400MB
  • すごくきれい:約300MB
  • きれい:約110MB
  • ふつう:約70MB

こちらをiPhoneにダウンロードしてみると、使用するデータ容量は以下のようになります。

画質と使用ストレージの目安

  • HD画質:222MB
  • すごくきれい:121MB
  • きれい:約64.8MB
  • ふつう:約47.5MB

公式のアナウンスなので多少バッファを取って記載しているのだとは思いますが、かなり差があります。

いわゆる「アップスケーリング」をして一段階上の画質に持ち上げているのか、単純にデバイスに応じてビットレートを変化させているのかは不明ですが…。

この辺りも画質を明示している他サービスの通信量と比較することで、画質やビットレートの質を推定することができます。

まとめ:動画配信サービス選びに高画質なサービス選びを

画質について調べ始めると結構「沼」というか、どんどんマニアックな知識を知ることになり、なかなか一口に「◯◯だから高画質」とも言えなくなってしまいます。

もちろんフルHDよりも4Kの方が高画質ですが、画質を決める要素ってたくさんあることがわかってくるんですよね。

とはいえ最近ではじわじわと4K対応も進んでいっていますし、次にテレビを買い替えるなら4K対応のものを狙っている方も多いはず。

せっかく動画配信サービスを楽しむなら高画質を追求するのもありだと思いますし、出力もFire TV Stick一つですむので導入もかなりお手軽です。

ぜひ最新の映像世界を楽しんでみましょう!

 

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