ポケットWiFi選びでオススメとして挙げられることの多いWiMAX。
その中でも『GMOとくとくBB WiMAX 2+』はとくにイチオシとして紹介されることの多いサービスです。
ヨノイ
そんな『GMOとくとくBB WiMAX2+』の大きな魅力は何と言っても強力なキャッシュバック。
一年を通して30,000円以上もの高額なキャッシュバックキャンペーンが実施されており、実質的なコストを低く抑えられるのが特徴です。
また気になる品質面ですが、当然利用できるのは高い品質で定評のあるWiMAX2+回線。
光回線並みの高速で快適な通信に加えてエリアカバー率もauのLTE回線並みの水準を実現しています。
本記事ではこの『GMOとくとくBB WiMAX2+』のサービス内容を紹介するとともに、メリット・デメリットについて解説していきます。
目次
GMOとくとくBB WiMAXとは何?
GMOとくとくBBはWiMAXの販売代理店(プロバイダ)の一つ。
東証一部上場企業であるGMOインターネットが運営しており、数ある代理店の中でも最大手の一つと言えます。
WiMAXは本家本元のUQ WiMAX以外に、プロバイダをとおしてサービスを提供しています。
プロバイダは自社で契約してもらうために料金などを独自に安く設定します。キャッシュバック等を行うことも多く、ユーザーへのインセンティブに積極的なのが特徴です。
GMOとくとくBBはプロバイダの中でも特にユーザーからの支持を集めています。
2019年のオリコン顧客満足度調査では、広域プロバイダ部門で第一位を獲得。
188のランキングを245万人が選ぶ大規模な満足度調査での一位ということで、実質的にもお客さま満足度No.1のプロバイダと言えるでしょう。
GMOとくとくBB WiMAXがなぜこれだけ人気なのか?
GMOとくとくBBがこれだけユーザーから選ばれる理由はとてもシンプルです。
GMOとくとくBBのメリットは大きく料金面のメリットと性能面メリットの2つに分けられます。
GMOとくとくBB WiMAXの「料金面」でのメリット
- 最大31,000円以上の高額のキャッシュバック
- 最新端末もすべて端末代が0円
- 20日以内なら違約金なしでキャンセルOK
料金面でのメリットを端的に言い表すなら「実質的な月額料金が最安」ということ。
キャッシュバックが高額であり、かつ端末代金もかからないことから、実質的な月額料金はWiMAXの中で最安となります。
また性能面でのメリットも強力です。
GMOとくとくBB WiMAXの「性能面」でのメリット
- WiMAX2+のハイスピードモードによる高速通信
- au 4G LTEを利用したハイスピードエリアモードによる繋がりやすさの確保
GMOとくとくBB WiMAXのメリットの一つが、「WiMAX2+回線とau 4G LTEの併用により遮蔽物やエリアカバーの問題をクリアしている」ということ。
これまでのWiMAXにまつわる懸念点は①障害物や地下に弱く、②エリアカバーが不十分、の2点でした。
しかしau 4G LTEを併用できるようになったことで、これらの問題が一気に解決。
つながりにくさを気にせずに使えるようになりました。


画像出典:サービスエリア|UQ WiMAX|超高速モバイルインターネットWiMAX2+
以上からわかるように、GMOとくとくBB WiMAXはWiMAXブランドの中でも攻守最強。
まさにユーザーにもっとも選ばれるプロバイダであると言えます。
ヨノイ
GMOとくとくBB WiMAXのプラン内容
ここからはGMOとくとくBB WiMAXのサービス内容について見ていくとともに、メリットについて細かい部分まで検証していきます。
まず初めにサービススペックについて。
GMOとくとくBB WiMAXで用意されているプランは以下の2種類です。
ギガ放題 | 7GBプラン | |
---|---|---|
月間データ容量 | 無制限 | 7GBまで |
通信制限 | 3日間で10GBを超えると翌日にかけて制限 | 7GBを超えると当月末まで128kbpsに制限 |
月額料金(税抜) | 1〜2ヶ月目:3,609円 3ヶ月目以降:4,263円 | 3,609円 |
事務手数料 | 3,000円 | |
端末代金 | 0円 | |
契約期間 | 3年間 (契約の翌月を起算月として36ヶ月間) | |
解約違約金(税抜) | 1〜12ヶ月目:19,000円 13〜24ヶ月目:14,000円 25ヶ月目〜:9,500円 (※更新月は0円) |
GMOとくとくBB WiMAXギガ放題プランと7GBプランの2種類が存在します。
しかしいわゆるポケットWiFiとして利用するのであれば、7GBプランは容量的にも心許ないことこの上なし。
ギガ放題プランのみを検討の対象とするかたちで差し支えないでしょう。
なおギガ放題は月間の通信容量が無制限。
これはポケットWiFiによくあるような「無制限をうたっているけど100GBを超えたら急激に遅くなって使い物にならない」といった類のものではなく、完全に無制限ということ。
どれだけ使っても使えなくなることはありません。
一点だけ注意しておきたいのは、3日間で10GBを超えた場合に速度制限が発生するということ。
ただし制限といっても1Mbps程度の速度は確保されており、スマホで動画を見る程度のことは十分可能です。
GMOとくとくBB WiMAXの「料金面」でのメリット
次に気になる料金面です。
GMOとくとくBB WiMAXの料金プランは2種類
GMOとくとくBB WiMAXの料金プランは「ギガ放題」と「7GBプラン」の2種類がありますが、今やポケットWiFiは無制限などの大容量データ通信が当たり前。
契約するのであれば、ギガ放題を中心に考えればよいでしょう。
ヨノイ
ちなみにプランの変更は契約途中でも可能で、手続きに手数料などはかかりません。
「来月はあまり使う機会がないかも」と思えばプラン変更が可能です。
GMOとくとくBB WiMAXは高額のキャッシュバックが魅力
GMOとくとくBB WiMAXの最大の魅力はキャッシュバックが高額なこと。
キャッシュバックは多くのプロバイダが導入していますが、GMOとくとくBB は最大で30,000円を超えており、かなり高額の部類です。
プロバイダで比較すると以下のようになります(2021年1月時点)。
プロバイダ名 | キャッシュバック額 |
---|---|
GMOとくとくBB(WX06、W06)![]() | 27,500円 |
GMOとくとくBB(WX06クレードルセット)![]() | 24,000円 |
GMOとくとくBB(HOME 02)![]() | 31,000円 |
GMOとくとくBB(L02)![]() | 29,000円 |
BIGLOBE | 15,000円 |
UQ WiMAX | 0円 |
Broad WiMAX | 0円 |
So-net | 0円 |
DTI | 0円 |
GMOとくとくBBはルーターの種類でキャッシュバック額が変わるため、モデル名をあわせて記載しています。
最大速度はW06の方が速いですが、WX06は5GHz帯と2.5GHz帯を同時に利用でき、かつ専用クレードルにより屋内の受信性能がアップしています。
非常に高性能なデバイスであり、それも含めて考えてもGMOとくとくBBが完全に一人勝ちしている状況と言えるでしょう。

また一括によるキャッシュバックよりも還付総額は下がってしまいますが、毎月の月額料金が安くなるキャンペーンも実施しています。
ユーザーは申し込み時にどちらかのキャンペーンを選択でき、自分に合ったかたちで大幅な割引を受けられます。
キャッシュバックを適用した場合の実質月額でも圧倒的勝利
キャッシュバックを月額に割り返すことで、実質月額として考えることができます。
先ほどの各プロバイダのキャッシュバック額を月々の料金から差し引いて考えると下記のとおり。
プロバイダ名 | 月額料金(税込) | キャッシュバック額 | 実質月額(税込) |
---|---|---|---|
GMOとくとくBB![]() | 4,690円 | 27,500円 | 3,548円 |
BIGLOBE | 4,378円 (+端末代) | 15,000円 | 4,582円 |
UQ WiMAX | 4,268円 | 0円 | 4,632円 |
Broad WiMAX | 3,930円 | 0円 | 3,698円 |
So-net | 4,450円 | 0円 | 4,131円 |
DTI | 3,870円 | 0円 | 3,604円 (+端末パーツ代) |
※GMOとくとくBBの「HOME02」「L02」はホームルーターのため除外してあります。
※利用月数で月額料金が変わる場合は平均で表示しています。
このように圧倒的な差になります。
実質的にほぼ最安価格でWiMAXを利用できるのは、GMOとくとくBBです。
ヨノイ
またWiMAXはどのプロバイダを選んでも端末や通信の品質は変わりません。
サービスの品質の差が大きく出るのは月額料金とも言えますので、GMOとくとくBBはなおさらおすすめのプロバイダです。
GMOとくとくBB WiMAXの性能面でのメリット
次はGMOとくとくBB WiMAXの性能面におけるメリットについてです。
性能面でのアドバンテージは以下のとおり。
GMOとくとくBB WiMAXの「性能面」でのメリット
- WiMAX2+のハイスピードモードによる高速通信
- au 4G LTEを利用したハイスピードエリアモードによる繋がりやすさの確保
それぞれ見ていきましょう。
WiMAX2+のハイスピードモードによる高速通信
現在のWiMAXは「WiMAX2+」という新規格に完全移行しており、通信性能が格段に向上。
高速な通信が可能になっています。
ルーターは下記の2種類のモデルから選べます。
Speed Wi-Fi NEXT WX06 | Speed Wi-Fi NEXT W06 | |
---|---|---|
イメージ | ![]() | ![]() |
製造元 | NECプラットフォームズ株式会社 | HUAWEI |
サイズ | 約111 × 62 × 13.3mm | 約128 × 64 × 11.9mm |
ディスプレイサイズ | 約2.4インチ | |
重量 | 約127g | 約125g |
対応エリア | WiMAX 2+/au 4G LTE | |
通信速度 (ハイスピードモード(WiMAX 2+)) | ・下り最大440Mbps ・上り最大75Mbps | ・下り最大558Mbps ・上り最大30Mbps |
通信速度 (ハイスピードプラスエリアモード(WiMAX 2+、LTE)) | ・下り最大440Mbps ・上り最大75Mbps | ・下り最大1.2Gbps (Wi-Fi接続時最大867Mbps) ・上り最大75Mbps ※USBケーブル接続時の通信速度 |
連続通信時間(最長) | 約14時間 | 約11時間40分 |
最大接続可能台数 | 最大16台 | |
カラー | ライムグリーン/クラウドホワイト | ブラックブルー/ホワイトシルバー |
現時点で最もオススメなのが最新モデルの「Speed Wi-Fi NEXT WX06」。
下りで最大440Mbps、上り最大75Mbpsを実現しており、5GHz帯と2.5GHz帯の併用が可能でかつ専用クレードルで屋内にも強いという新機能が満載の機種です。
ヨノイ
au 4G LTEのハイスピードエリアモードによるつながりやすさの確保
現在のWiMAXは「WiMAX2+」という新規格に完全移行しており、通信性能が格段に向上。
従来の「WiMAX」よりも通信速度、エリアカバー率が改善されています。
この性能の向上の理由は、WiMAX2+では通常のWiMAX2+での通信に加えてau 4G LTEでの通信も行えるため。
au 4G LTEはスマホやタブレット向けの通信回線で、我々がスマホを利用する際に使っている回線ですが、エリアカバー率が広く障害物に強いのが特徴。
WiMAXは電波状況に応じてWiMAX2+とau 4G LTEを切り替えることで高速かつ広範囲のエリアカバーを実現しています。
WiMAXで使える2つのモード
- ハイスピードモード(標準モード):WiMAX2+
- ハイスピードプラスエリアモード(エリアが広いモード):WiMAX2+、au 4G LTE
つまりau 4G LTEが併用できるようになったことで、従来のWiMAXの懸念点であった屋内でのつながりにくさも解決されたと言えます。
ヨノイ
ただしau 4G LTEは利用量による制限があり、使えるのは毎月7GBまで。
WiMAXのように無制限ではないので通信量は気にしておく必要がありますね。

GMOとくとくBB WiMAXのデメリット
ここからはGMOとくとくBB WiMAXのデメリットについて見ていきます。
キャッシュバックを受け取り忘れやすい
GMOとくとくBBの最大の売りであるキャッシュバック。
最大で30,000円を超える高額ゆえ、ユーザーの評価も上々ですが、一方では、キャッシュバックを受け取り損ねたという辛い声も多くあがっています。
理由としては以下のものがあります。
キャッシュバックを受け取り忘れる理由
- キャッシュバックの時期は利用開始から11ヶ月後
- キャッシュバックの案内はGMOの専用メールアドレス宛に送付されるため気付きづらい
- 手続きの期間が短い
またGMOから大量のメールが送付されることから、見落としてしまうのがありがちなパターン。
リマインダーを活用するなどして、絶対に忘れないようにする工夫は必須です。
GMOとくとくBBのキャッシュバックについては下記の記事で詳しく解説しているので、心配な方はぜひチェックしてみてください。

電話サポートの体制が悪く問い合わせが繋がりにくい
GMOとくとくBBはサポート体制の充実度にやや不安があります。
もちろんサポートが「悪い」というわけではありませんが、UQ WiMAXのような本家サービスと比較すると不便なのは事実です。
というのも、電話サポートは対応時間も短く、そのため繋がりにくい場面も多くあります。
極力ウェブで自力解決できる方向きのサービスと言えます。
まとめ:GMOとくとくBBは良コスパ!キャッシュバック忘れに注意
この記事では、「GMOとくとくBB WiMAX」のサービス内容についてご紹介してきました。
やはりポイントはまずWiMAXの高速回線を広域なエリアで利用できることと、他にない高額のキャッシュバック。
とくにキャッシュバックは高額で魅力的な一方で手続きまでに時間差があるため、受け取り忘れという痛恨のミスを犯しかねません。
ここが上手くいくかいかないかで評価がずいぶん変わるところでしょう。
ヨノイ
キャッシュバックをしっかりとゲットして、超高速で無制限なポケットWiFiを使い尽くしましょう。
またGMOとくとくBB WiMAXの口コミや評判については、下記の記事でまとめています。

契約前にユーザーの声を知っておきたい方は、ぜひこちらもあわせてご覧ください。