KUSANAGIによるWordPressの高速化を解説。導入代行を委託する際の注意点など

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本記事ではKUSANAGIの導入代行サービス「KUSANAGI白書」について紹介します。

昨今のSEOでは、Googleのサイト評価において、サイトの表示速度に一定の評価要因が割り当てられていると言われています。

KUSANAGIの導入は、サーバーの高速化施策のなかでも話題になることが多く、導入の検討を進めやすい施策ではないかと思います。

しかしカジュアルに語られがちなKUSANAGIの導入ですが、実際は専門性が高く、サーバーの知識がない人間が簡単に行えるものではありません。

またKUSANAGIの運用には、導入費用以外に継続的な保守費用が発生します。

私も過去に、KUSANAGIの導入代行を利用しましたが、次第に懸念点が明らかになったことで、1か月も経たないうちに早々に利用を中断しました。

なお、私がKUSANGIを導入した際には、アフィリエイターで開発者でもあるノビタさん(@nobita0926)の「KUSANAGI白書」から依頼しています。

目次

KUSANAGIからConoHa WINGに戻した理由

前述のとおり、本ブログは一度ConoHa VPSによるKUSANAGI運用に移行しましたが、ほぼノータイムで撤退しています。

現在は移行前のConoHa WINGで運用しています。

ここではKUSANAGIの利用をやめた理由について解説します。

①VPSサーバーに関する知識不足

KUSANAGIをやめた理由として最も大きかったのが、サーバー運用に関する知識と技術の不足です。

シンプルに無知でした。

特にVPSサーバーの運用は、サーバーに関する知識やスキルがないと厳しいです。

VPSサーバーの運用は、メンテナンスも含めてすべてをユーザーに一任されます。

サーバーダウンを含む各種トラブルやセキュリティ対策など、すべてをユーザーが自分で行わなければならず、サーバーの知識があることは利用の前提です。

②保守契約の費用面の問題

サーバーの知識がない場合は、コマンド操作などを自前で学習しなければならず、シンプルに学習コストがかかります。

また本番環境でいろいろ試すわけにもいかないので、練習するなら別にサーバーを借りるなどして行うのが本来的でしょう。

それらが無理なら、結局は保守委託契約で面倒を見てもらうしかない、ということになります。

保守契約を結んだ場合に採算が合うかは、導入の目安としてよいかと思います。

③コストの優先度の問題

ひとつ上の費用面の問題とやや内容が重なりますが、かけるべきコストとしてサーバーの速度改善は優先度が決して高くありません。

よほどの大規模サイトなどであれば話は別ですが、ほとんどの場合はエックスサーバーやConoHaの通常サーバーで十分だと思います。

そこに手をつけるとすると、毎月50万円以上が安定して得られるような状況になったうえで、他のことをやり尽くしてからやっと手を出すくらいでも十分ではないでしょうか。

WordPressの高速化が必要な理由

サイトの表示速度はGoogleの検索アルゴリズム上での評価の一要因であると言われています。

特に、2018年7月に実施されたスピードアップデートや、新指標であるCore Web Vitals(コアウェブバイタル)の導入などによって、サイトスピードの高速化が注目を集めていた時期もあります。

一ユーザーの観点からも、表示の遅いサイトは確かに利用しづらく、精神衛生的にもよくありません。

しかし昨今のSEOのトレンド(と言われているもの)を見るに、サイトの表示速度の重要度はそこまで高くないように見受けられます。

また最近ではキャッシュ機能が飛躍的に向上しているため、別の方法で速度改善は可能です。

KUSANAGIとは?

ここではKUSANAGIについて解説します。

KUSANAGIとはWordPressを高速化してくれる仮想マシン

超高速CMS実行環境「KUSANAGI」とは超高速CMS実行環境「KUSANAGI」(以下「KUSANAGI」)は、プライム・ストラテジーが開発・提供する世界最速クラスの仮想マシンイメージです。

KUSANAGIとは – KUSANAGI

KUSANAGIとは、WordPressで構築されたサイトの高速化を目的とした仮想マシン環境です。

サーバーにKUSANAGIを導入することによって、表示速度の劇的な改善が見込めます。

WordPressサイトの高速化はキャッシュ機能やプラグインの調整によって行うことが多いますが、KUSANAGIによる高速化は、サーバー内の環境を最適化して出力スピードをアップさせるもの。

根本的なスピードが上がるため、テーマの重さやプラグインの相性問題を気にする必要がなくなります。

KUSANAGI導入には専用サーバーが必要

KUSANAGIを導入するためには、VPSサーバーが必要です。

たとえばConoHa WINGはVPSサーバーではないため、KUSANAGIは使用できません。

ConoHaであれば、「ConoHa VPS」と呼ばれる専用サーバーを導入し、まずそちらにWordPressを移転したうえでKUSANAGIを導入する必要があります。

月額料金はConoHa WINGとほとんど変わりません。

KUSANAGI導入の問題点

KUSANAGI導入で一番の障害が、サーバーに関する知識と技術が必要なこと。

コンソールからコマンド入力で作業を進めなければならず、ハードルは高いです。

VPSは一般のサーバーと異なる仮想専用サーバーなので、管理が普通のサーバーと全く異なります。

導入の手順を記録したブログ記事などもありますが、知識ゼロで挑むのは正直なかなかしんどいと思います。

下記の操作が自力で必要となるので、自分で最後までできそうか見てみるとよいでしょう。

KUSANAGIを導入する方法

KUSANAGIは導入コストが非常に高いです。

たとえば公式に依頼すると1サイト40万円の見積もりを出されてしまいます。

せっかく月々のコストが定額にも関わらず、ほとんどの個人サイトでは断念せざるをえません。

「KUSANAGI白書」へ導入代行を依頼

KUSANAGIの導入は、KUSANAGI白書にてお願いしました。

KUSANAGI白書は、WordPressテーマ「THE SONIC」の開発者でもある、アフィリエイターのノビタさんによる導入代行サービスです。

割引も多いため、手頃な値段でKUSANAGI導入ができるのがメリットです。

なおKUSANAGI白書の申し込みページへはこちらから移動できます。

» KUSANAGI導入代行を見てみる

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