本記事では「Fireタブレットを購入したらまずやっておきたい設定」についてご紹介します。
Fireタブレットはデフォルト設定のままだとやや使いづらいため、最初に設定を調整しておくとストレスが溜まりません。
使いにくいデバイスは自然と使わなくなってしまいがち。
使用環境を整えて、どんどん使い倒していきましょう。
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とてもお得な内容なのでぜひこの機会にご利用ください。
Fireタブレットでやっておきたい初期設定
まずはFireタブレットでやっておきたい初期設定についてです。
①ロック画面の広告の解除
Fireタブレットはデフォルトではロック画面に広告が表示される設定になっていますが、この広告表示を解除します。
広告をぜひ見たいという方はそのままでも構いませんが、個人的にはわずらわしいので解除しています。
ちなみに広告を解除することにペナルティはありません。
表示の切り替えは設定内に公式に用意されているので、そちらからオフにします。
手順は下記のとおりです。
①ホーム画面にある「広告」アイコンをタップします。

②次に「設定」の歯車アイコンをタップします。

③「ロック画面の広告」スイッチをオフにします。

以上で広告の表示を停止できます。
すぐに終わるのでぜひやっておきましょう。
②On Deck機能(プライムビデオの自動ダウンロード)のオフ
プライムビデオには「On Deck」(オンデック)と呼ばれる機能が用意されていますが、これをオフにします。
On Deckは、プライムビデオアプリの自動ダウンロード機能。
視聴履歴をもとに自動的におすすめコンテンツを探して、Fireタブレット上にダウンロードしてくれます。
On Deckは初期状態ではオンになっていますが、正直精度が今ひとつ。
かなり微妙なセレクションの上、容量は食うわバッテリーは食うわであまりいいことがありません。
プライムビデオアプリから「マイアイテム」>「設定(歯車アイコン)>「ストリーミングおよびダウンロード」で「On Deck」まで辿り着くので、オフにしておきましょう。
③Fireタブレットのデバイス名の変更
Fireタブレットを購入するとAmazonアカウントの情報をもとに初期設定としてあらかじめ情報が端末に登録されますが、その一環として、端末には名前が自動付与されています。
これは画面を上からスワイプすると表示されるメニューで確認できます。
デフォルトでは「自分の名前+Fireタブレットのモデル名」になっています。
(ヨノイのFire HD 10、とかそういった感じですね。)
一般的にはあまり気にならない部分かもしれませんが、他のデバイスと連携させる場合には重要なポイントです。
他にAlexaが搭載されたAmazonデバイスを持っている場合、デバイス間で指示を連携することが可能になるからです。
たとえば手元にあるFireタブレットに話しかけて、リビングのEchoで音楽をを再生するといった使い方ができます。
その際は「<デバイスの名称>でプライムミュージックを再生して」といったようにデバイスの名称で指示をするかたちになります。
そのためなるべくAlexaが認識しやすい名前に設定しておくと、聞き取りの失敗がありません。
たとえば「リビングのEcho」などにしておくと、ほぼ間違いなく認識してくれます。
僕はわかりやすく「モデル名+発売年」にしていますが、この辺りはAlexaが認識できれば何でも構いません。
以下、設定の手順です。
ちなみに画面のOSバージョンは、1世代前の「Fire OS 6」ですが、最新のFire OS 7でも大体の流れは同じです。
①画面を上からスワイプしてメニューを表示します。

左上に表示されている「FIRE HD 8」がデバイス名ですね。もともとは「<僕の名前>のFIRE HD 8」となっていたところを変更しています。
②次に右上の「設定」アイコンをタップします。
③「デバイスオプション」をタップします。

④「デバイス名を変更」をタップします。

⑤任意の名称を入力します。

入力が終わったら、保存をタップして終了です。
④Echoがある場合は「Alexaハンズフリー」をオフにしておく
Amazonデバイスを複数お持ちで、他にAlexa搭載のデバイスがある場合は、「Alexaハンズフリー」をオフにしておくのがおすすめです。
Alexaハンズフリーとは、音声でAlexaを起動できるモード。
一見便利な機能なのですが、Alexaを搭載したAmazonデバイスが複数あると、「アレクサ!」の声にすべての端末が一斉に反応してしまいます。
さらにAlexaは発声した人間に一番近いデバイスで優先して応答する仕様になっています。
手元にFireタブレットがある場合、遠くにあるEchoに指示した音声を全てFireタブレットが回収し、応答してしまいます。
手元に近いものを音声操作する場面はほとんどないはずなので、FireタブレットのAlexaハンズフリーはオフにしておき、遠方のEchoに指示が通るようにしておいた方が合理的です。
また他の対応方法としては、先ほどご紹介した、デバイスにつけた名称を利用して対象デバイスを指定するという方法もあります。
両方の使い方を試してみて使いやすい方を採用するのもありですね。
なお、Alexaハンズフリーのオンオフは、メニューからアイコンをタップするだけで切り替えられます。

また「アレクサ!」という呼び声に当たる「ウェイクワード」をそれぞれのデバイスごとに別に指定して、同じワードに反応しないようにするという方法もあります。
⑤Google Playのインストール

Google Playストアをインストールすることで、FireタブレットでもGoogle Playのアプリが使えるようになります。
正規の使用方法ではないので、自己責任でということは念押ししておきますが、技術的にはこのような使い方も可能です。
しかし今どきのスマホはかなり高性能なこともあり、ベンチマークはFireタブレットよりも全然上。
あまり無理して挑むところではないかもしれませんが、この辺はお好みで設定するといいでしょう。
Fireタブレットであわせて購入しておきたいアクセサリ・アプリ
次にFireタブレットであわせて購入しておきたいアクセサリやアプリについてです。
⑥アンチグレアフィルムの購入と貼り付け
最優先事項の一つとして購入直後にやっておきたいのが、アンチグレアフィルム(非光沢フィルム)の貼り付けです。
なぜ「アンチグレア」フィルムなのかという話ですが、Fireタブレットのディスプレイは映り込みが激しく、そのままで使うのはかなり苦しいからです。
想像以上に映り込むため、何をしていてもかなり気になります。
アンチグレアフィルムを貼ることで少々にじんだ印象の画面になってしまいますが、見やすさの観点からは非光沢化しておく方がおすすめです。
ちなみにおすすめはこちらの製品。
自分が試した製品の中ではもっともアンチグレア感が高く、照明が映り込みません。
ASDECのアンチグレアフィルムは一枚しか入っていないため、失敗できないのがプレッシャーですが、品質面ではおすすめの商品です。
なお一旦保護フィルムを剥がすと、後は時間との戦いです。
アンチグレアフィルムはFireタブレットと同時購入しておくことをおすすめします。
⑦カバースタンドまたはスタンドの購入

Fire 7やFire HD 8ではあまり気になりませんが、Fire HD 10はサイズも大きく重さもあるので、長い時間手持ちで何かをし続けるのが結構しんどいです。
そこでスタンド型に変形するカバーを購入しておくと、一気に使いやすくなります。
とくにプライムビデオなど、動画配信サービスの視聴が一気に捗ります。
なお純正のカバーはデザインがよい分、値段がそこそこ高め。
サードパーティ製のものなら2,000円台から購入できるので、お財布と相談して決めましょう。
またAmazonベーシックで売っているポータブルスタンドも、安くておすすめです。
アマゾン製だけあってサイズ感もぴったりですよ。
またFire HD 8 Plusなら純正のワイヤレス充電スタンドも用意されているので、スタンド類は不要ですね。
⑧AirReceiverの購入とインストール

AirReceiver(エアーレシーバー)はAmazonデバイスユーザーならできればインストールしておきたいアプリです。
AirReceiverを使うことでデバイスの画面をWiFi経由で接続できるようになり、Fireタブレットをミラーリングしたり、Macのサブディスプレイとして利用することができるようになります。
優先度は高くありませんが、あれば使い方の幅が広がるので、用途の可能性を探りたい方はチェックしてみるとよいでしょう。
FireタブレットだけでなくFire TV Stick向けにも配信されており、305円の1ライセンスで複数デバイスにインストールできますよ。
⑨PCにAndroid File Transferをインストール
Android File Transferはフリーのアプリケーションです。
FireタブレットからWindowsPCやMacへファイルを転送する場合に使用します。
たとえばカメラで撮った画像や、スクリーンショットを転送したい場合は、Android File Transferを使うと分かりやすく簡単です。
なおAndroid File Transferのインストールは、転送の受け手である、WindowsPC、Mac側で行います。
Fireタブレット側でインストールするものはありません。
» Android File Transfer for Mac – ダウンロード
» Android Transfer for Windows (Windows) – ダウンロード
まとめ:Fireタブレットを使いやすく設定変更して稼働時間を増やしましょう
デバイスは設定を使いやすく変更しておくことで、より稼働率が上がります。
少しの手間でぐんと使いやすさが変わるので、できることから導入してみるとよいですよ。
また触っている時間が増えると、いろいろな気づきが出てくるもの。
「ちょっと使いづらいかも」と思う場面があれば、ぜひいろいろな設定を試してみましょう。