Twitterを利用していて「自分が相手を見たことが相手にバレているか」どうかが気になることもあるのではないでしょうか。
特に自分がどのアカウントを見たかが相手方に履歴として伝わってしまう、いわゆる「足跡機能」の有無が気になるという人も多いはずです。
そこで本記事では、Twitterの足跡機能の有無や、相手に見ていることが分かるかどうか、またそのきっかけとなる行為について解説します。
足跡(足あと)機能とは
SNSにおける「足跡」とは、相手のアカウントや投稿を閲覧した場合に、その履歴が残ってしまう機能のことです。
相手にだけ伝わる場合や、公開されてしまう場合など、仕様によってさまざまですが、自分が見たことが見た相手に伝わるという点では共通です。
古くはmixi(ミクシィ)の代表的な機能として知られています。
Twitterには足跡機能はない
結論を言えば、Twitterに足跡機能はありません。
そのため、誰かのアカウントやツイートを見たことによって、直接相手にバレることはありません。
また直接的に第三者に公開されることもありません。
Twitterアナリティクスでも誰が見たかは分からない
TwitterアナリティクスはTwitterの標準機能で、ツイートに対する閲覧データなどを提供してくれます。
非常に高機能なため「Twitterアナリティクスでバレるのでは?」と不安に思う人もいるかもしれませんが、Twitterアナリティクスではバレません。
Twitterアナリティクスには、どのユーザーに見られたかの履歴を確認する機能はありません。
Twitterで相手に見ていることがバレる可能性はある
Twitterには足跡機能そのものはありません。
またTwitterアナリティクスでも、自分のツイートを閲覧したアカウントのことは分かりません。
しかしTwitter上の行動次第では、相手に自分のことを認知されてしまう可能性は十分にあります。
ここでは相手に見ていることを悟られやすい代表的な行動や状況について解説していきます。
自分の「おすすめユーザー」に表示される
頻繁に相手のアカウントを見ているうちに、自分のTwitterの「おすすめユーザー」として表示されてしまうことがあります。
もし相手がリアルの知り合いで自分のTwitterの画面を一緒に見る仲であれば、この時点でバレる可能性があります。
相手の「おすすめユーザー」に表示される
こちらの「おすすめユーザー」に表示された場合は、相手方の「おすすめユーザー」に表示される可能性が高くなります。
おすすめユーザーへの表示は、直接相手を見た、または相手から見られた以外にも、似たような興味関心を示しているアカウントが表示されることがあります。
また共通のフォロー者がいる場合なども含まれるようです。
そのため、おすすめユーザーに表示されたとしても、そのアカウントのユーザーが誰か分からなければ、ローテーションで表示される多くのアカウントのひとつとしてスルーされるでしょう。
しかしアカウントを知られていたり、また知られていなくても、自分であると認知できるような手がかりがある場合は、バレてしまう可能性があります。
登録した電話番号を検索できるように設定している

Twitterのアカウントの作成では電話番号を登録することがあります。
この電話番号は「見つけやすさ」の設定によって、他のユーザーから検索可能になっている場合があります。
電話番号をTwitterの連絡先に登録している他のユーザーから検索が可能なことに加えて、アカウントの登録時に通知が行きます。
そのアカウントが誰のアカウントか分かってしまうため、おすすめユーザーなどの表示からより一層バレやすくなります。
アドレス帳の連絡先を検索できるように設定している

メールアドレスの「見つけやすさ」の設定によっては、電話番号と同様に、アドレス帳の連絡先をアップロードしている他のユーザーから検知されてしまう可能性があります。
「見つけやすさ」の設定で「あなたのメールアドレスを連絡先に保存している利用者がTwitter上であなたを見つけ、つながれるようにします。」をオンにしている場合がこれに当たります。
またアカウントを作成した時点で、連絡先をアップロードした他のユーザーに通知が飛んでいる可能性があります。
リツイートやいいね、フォローなどをした
リプライはしないまでも、リツイートやいいね、フォローなどから相手に認知されてしまう場合があります。
そのアカウントが誰かは分からない場合でも、ツイート内容や写真などからバレてしまう可能性があります。
また位置情報をオンにしている場合に、位置情報検索などをきっかけに近い人物であることがバレる可能性もあります。
スペースに参加した
新機能のスペースでは、参加した場合にアカウントが表示されます。
これはスペースを開いたユーザーや参加者だけでなく、第三者に向けても公開されています。
そのため、スペース参加をきっかけに相手にアカウントを認識されてしまう可能性があります。
相手にバレないようにツイートを見る方法
見ていることを相手に悟られないようにツイートを見る方法には次のものがあります。
ログアウトしてツイートを見る
Twitterからログアウトした状態でツイートやアカウントを見ると、おすすめユーザーに表示されなくなります。
ただしログアウトしての閲覧では、ツイート欄をのすべてを見られません。
スクロールしていくとアカウント作成をうながすポップアップで表示を妨げられるため、限定的な使い方しかできません。
閲覧用のサブアカウントから見る
閲覧用のサブアカウントを作成して、そのサブアカウントにログインした状態からのみ相手のツイートを見る方法です。
バレる可能性は下がりますが、ユーザーIDやツイート内容、画像などから推測できないようにする必要はあります。
鍵垢が無難でしょう。
Twitterの足跡機能に関するまとめ
自分のアカウントがバレたくない場合には、相手のアカウントを踏むのにも慎重になってしまうものです。
しかし不安から行動が制限されてしまうと、せっかくのSNSも楽しめません。
萎縮することなく楽しむためにも、正しい理解のもと、ルールとマナーを守りながらTwitterにログインしていただければと思います。