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TweetDeckをスマホアプリ化するスクリプト「MTDeck」の導入を解説【TJDeckの後継】

ヨノイ

TweetDeck、めっちゃ便利なんだけどスマホでも使えないかな…。

多機能で高機能なことからコアなファンの多いTweetDeck。

【2020年版】TweetDeckの使い方と設定方法を徹底解説!基本から応用まで画像付きで説明【2020年版】TweetDeckの使い方と設定方法を徹底解説!基本から応用まで画像付きで説明

ぜひスマホアプリとしても利用したいところですが、残念ながら公式によるアプリ版の提供は2013年に終了しています。

Janneterなど似たような機能を持つクライアントはあるものの、TweetDeckをアプリとして使いたいという声はいまだに多くあります。

そこで今回ご紹介したいのが、TJDeckとMTDeckです。

TJDeckとMTDeckは有志の方が作成されたブラウザアプリ。

非公式のアプリではありますが、設定することでTweetDeckをまるでスマホアプリかのようにスマホに最適化してくれます。

画面構成はもちろん、複数カラムもスワイプ操作で行き来できるなど、細かい部分までスマホにあわせて調整されているのが特徴です。

今回、MTDeckを実際に自分のXperiaとiPhoneにインストールして使用してみました。

その感想なども含めて、TJDeckとMTDeckについてご紹介します。

TJDeckとは

TJDeckはTweetDeckをスマホでもアプリ風に使えるように開発されたUserScriptです。

totoraj930さん(@totoraj930)によって開発され、ITmediaなど各種メディアで紹介され、話題になりました。

参考 「TweetDeck」をスマホ向けにカスタマイズする猛者現るITmedia NEWS

いわゆるAndroid用の野良アプリとしてリリースされていましたが、現在では開発者の方によって更新の終了がアナウンスされています。

そのため、それ以降のTwitterのアップデートへの対応ができず、現在では機能が部分的に使用できなくなっています。

なおTJDeckはGitHubでアーカイブとして公開されています。

参考 TJDeck: TweetDeck用ブラウザ for AndroidGitHub

TJDeckは開発者様によってMITライセンスによる利用がアナウンスされていますので、継承したいという方がいらっしゃればぜひ挑戦してみるのもよいかと思います。

MTDeckはTJDeckの後継として開発されたUserScript

MTDeck(Mobile TJDeck)はTJDeckが部分的に機能しなくなっていることから開発されたUserScriptです。

開発者はイ糖さん(@ugo_compeito)で、こちらもGitHubで公開されています。

ヨノイ

先生!ゆーざーすくりぷとって何ですか!?

UserScriptとは、ユーザー側で用意したスクリプトのことを言います。まんまですが。

UserScriptはブラウザで表示したWebページに対して、操作や表示の変更を行うことができます。

これを利用してブラウザ版TweetDeckの見た目をスマホライクに変えてしまおうというのがMTDeckです。

UserScriptはFirefoxであればGreaseMonkey、ChromeであればTampermonkyという拡張機能をインストールすることで使えるようになります。

TweetDeckはブラウザベースのサービスなので、ブラウザ内で完結するのが特徴。

特定のアプリの開発環境に縛られないことから、MTDeckはiOSとAndroidの両方で使用できるのが大きな特徴です。

なおUserScriptに記述されている内容JavaScriptのようです。

MTDeckをインストールする手順

手順はAndroidとiOSの場合でそれぞれ異なります。なお手順は下記のとおりです。

Android端末にインストールする手順

  1. Google PlayよりKiwi Browserをインストール
  2. Kiwi BrowserにMTDeckアドオンを追加
  3. Kiwi BrowserでTweetDeckを開く
  4. メニューの「ホームに追加」でショートカットを作成

なおMTDeckアドオンはChromeウェブストアから追加します。

Kiwi BrowserはChromeではないのに何で?と思われるかもしれませんが、Kiwi BrowserはChromiumをベースとしたカスタマイズブラウザ

そのためChromeと同様にChrome拡張機能を使用することができます。

MEMO
ちなみにChromium(クロミウム)とは、オープンソースのウェブブラウザのプロジェクト。Google Chromeもこのソースコードから開発されています。オープンソースであるため自由に利用でき、Chromiumをベースにしたブラウザは他にも多く存在しています。

MTDeckアドオンもChrome拡張機能としてリリースされているので、問題なくインストールすることができます。

なお最後の「ホームに追加」でショートカットが作成されるので、疑似アプリ化できます。

ショートカット作成後はそちらをタップすることで、MTDeckとして起動できます。

次にiOSの場合です。

iPhoneにインストールする手順

  1. Ohajiki Web BrowserSafari SnippetsなどUserScript対応ブラウザをインストール
  2. インストールしたブラウザにJavaScriptファイル「dist/mtdeck.user.js」を貼り付ける
  3. インストールしたブラウザでTweetDeckを開く

またその他にも、FirefoxアプリからFirefoxアドオンとしてインストールすることでも利用できます。

MTDeck – 🦊 Firefox (ja) 向け拡張機能を入手

なお、Chrome拡張機能を利用できるブラウザの場合は、BetterTweetDeckもあわせてインストールできます。

Chrome拡張機能「BetterTweetDeck」でTweetDeckをもっと便利に!設定と使い方を解説Chrome拡張機能「BetterTweetDeck」でTweetDeckをもっと便利に!設定と使い方を解説

BetterTweetDeckはTweetDeckをより使いやすくするアプリ。

TweetDeckがより捗るようになるので、ぜひインストールしておきましょう。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

Androidスマホを利用して実際にMTDeckをインストールしてみました。

以下、手順です。

STEP.1
Kiwi Browserをインストールする
  

まずGoogleのPlayストアからKiwi Browserをインストールします。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

インストールが終わったら起動します。Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

STEP.2
Kiwi BrowserにMTDeckアドオンをインストールする
  

Kiwi Browserの検索ボックスから「MTDeck」で検索します。

一番トップにMTDeckが掲載されたGoogle Chromeのアドオンページが来るはずなので、タップします。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

ChromeウェブストアのMTDeckのページに移動します。

PCページのサイズ感で表示されるので文字が小さく見づらいですが、「Chromeに追加」ボタンをタップします。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

アクセス権限の確認をされますが「OK」をタップします。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

追加が終わると次の画面に遷移します。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

右上のメニューの「拡張機能」から追加されたアドオンを確認してみます。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

Kiwi Browser上にChrome拡張機能のMTDeckが追加されているのがわかります。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

TweetDeckにログインします。

Kiwi Browserを使用してAndroid版MTDeckをインストールする方法

導入手順は以上で完了です。

Ohajiki D Web Browserを使用してiOS版MTDeckをインストールする方法

こちらはiPhoneにインストールする方法です。

自分が試してみたのは、Ohajiki D Web Browserを利用してMTDeckをインストールする方法なので、今回はそちらの手順を解説します。

STEP.1
Ohajiki D Web Browserをインストールする
  

まずApp StoreからOhajiki D Web Browserをダウンロードして立ち上げます。

画面はこんな感じ。

Ohajiki D Web Browser

ちなみにOhajikiにはDがつくものとつかないものがありますが、Dの方が無料です。

STEP.2
Ohajiki D Web Browserの設定を変更する
  

起動したらさっそく設定画面へ移動します。

カエルの足っぽいアイコンをタップするとリング状にアイコンが展開するので、2回タップして設定アイコンをタップします(①の画像を参照のこと)。

まず、ブラウザのスワイプ関係の設定を変更します。

Ohajiki Web D Browser:設定(スワイプ)

Ohajiki D Web Browserはスワイプによってタブの切り替えやページの戻る進むが可能です。

便利な機能なのですが、これが見事にMTDeckの操作と被ります。

Ohajiki側のスワイプ設定をオフにしておかないとMTDeck側のスワイプが効かないので、これをオフにしておきます。

STEP.3
Ohajiki D Web Browserのユーザースクリプトを設定する
  

次にユーザースクリプトの設定に移動します。

Ohajiki Web D Browser:設定(ユーザースクリプトの編集)

タップするとスクリプトの実行のタイミングを聞かれます。

「読み込み後」をオンにして青色の編集ボタンをタップします。

Ohajiki Web D Browser:設定(タイミング)

入力画面に移動するので、「dist/mtdeck.user.js」を貼り付けます。

Ohajiki Web D Browser:設定(スクリプトの入力)

JavaScriptのことがよくわかってないので見事にまるっとコピペしています。

UserScriptが記述されたtxtファイルをどこかに保存しておいて、それを読み込みにいく指示がきっと正解なのではという気もするのですが、やり方がよくわかりません。

コピペしたら動いたので取りあえず良しとしました。

STEP.4
TweetDeckにログインする
  

以上の保存が終わったら、Ohajiki D Web BrowserでTweetDeckにログインします。

Ohajiki Web D Browser:TweetDeck

導入手順は以上で完了です。

MTDeckの使い方

ここではiOS版を使用して、MTDeckの使い方を解説します。

ブラウザからTweetDeckにログインするとこのような画面になります。

ホームのカラムが画面いっぱいに表示されます。

MTDeck:ホーム画面

Ohajikiは画面下にタブが表示されるので隠れてしまうのですが、上下にスクロールするとタブが引っ込むので、左ペインのアイコンが下に置かれているのが分かります。

MTDeck:左ペインアイコン

画面をスワイプするか、画面下のカラムアイコンをタップするとカラムを移動できます。

MTDeck:カラム

例によってぼかしを入れているので分かりづらいですが、カラム上を見ていただくとホームから別カラムへ移動してるのがわかります。

また、画面外から右へスワイプすると隠れていた左ペインの下半分が出てきます。

MTDeck:左ペイン

設定とかその辺のアイコンが表示されます。

>>をタップすると左ペインが展開するのはTweetDeckと同様です。

ツイート画面です。

MTDeck:ツイート画面

こちらもPC版と同様ですね。

なお、GitHubのMTDeckの配布ページではデモ動画も公開されています。

画面遷移などをアニメーションで見たい方は、そちらをご覧いただければ大体分かるかと思います。

≫ GitHub – Compeito/MTDeck: TweetDeckをスマホアプリのように使えるようにするUserScript

まとめ:MTDeckはTweetDeckをスマホで使用したい方は試してみる価値のあるスクリプト

MTDeckを実際に使用してみると、TweetDeckがスマホアプリになったらこんな感じなんだろうなという雰囲気があります。

出先でもTweetDeckを使いたいという方は、試してみる価値はあると思います。

実際にAndroid版とiOS版を利用してみましたが、Android版は設定も簡単で動作もかなり安定していました。

表示の崩れなどもなく、使ってみた感じだとかなり実用性は高そうに感じました。

Android版が開発の中心っぽい雰囲気もあるので、利用環境を選択できる方はAndroid版をまず試していただいた方がよいかと思います。

なおMTDeckはGoogle PlayやApp Storeを通して配布されている正規のアプリではありません。

導入に当たってはその辺りの「自己責任において」という部分を良くご理解いただいた上でお試しいただければと思います。

ヨノイ

MTDeckはとても面白いユーザースクリプトなのでご興味のある方はぜひチャレンジしてみてください!
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